桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「☕️ . . こんばんは、桂です！日差しが熱を帯びてきましたね。冷えたビールや美味しいコーヒーと共に、皆さまどうか今夜もゆるりとお付き合いください☺️ . . とある女性が、こんな悩みを抱えていました。 . 『誰かに腹が立つと感情的に怒ってしまい、「言い過ぎた…」「傷つけるつもりなんて無いのに」「もっと違う言い方があったよね」と、罪悪感に襲われます。自分に非が無かったとしても、激しく強い言葉を相手に投げつけてしまったことに、自己嫌悪に陥ってしまうんです。でも、悪いのは相手だから仕方ないですよね。強く言わなきゃわからないことだってあるし。強く言ったあと、私はどうすれば罪悪感や自己嫌悪を感じずに済むのだろう…』 . こんな内容の悩みです。皆さんはこれを聞いて、どう感じますか？同じ悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。 . . まず、感情的になって相手に怒りをぶつけておいて、自分が罪悪感を感じないようにするには… この考え自体を改める必要があります。『格闘技で手が痛くならない方法ありますか』と言っているようなものです。人の痛みが分からなくならないためにも、そこにある罪悪感はそのままでもいいように思います。 . . ではなにが必要かというと、相手に何か意見しようとするときには、 “怒る”と“伝える”をセットにしないことです。 . 自分の意見がいかに本気であるかを伝えるために、「きちんと怒らなければ！」多くの人がそう思っていますが、必ずしも“怒る”ことが改善につながるとは限りません。むしろそれは逆効果で、『いつも怒ってうるさい人』『怖い人』もしくは『面倒くさい人』そんな印象を植え付けてしまい兼ねません。 . . 怒ると相手が言うことを聞く。一時的には効果があるように見えます。 . でも、私たちが理想とする人間関係とは、『相手のことが大切だから相手の意見を聞く』ことであり、間違っても『相手がうるさいから、怖いから、面倒くさいから相手の意見を聞く』ではないはずです。後者になってしまうと、相手にとって自分は煙たい存在、なるべく避けたい存在になります。そんな関係、自ら望む人などいないでしょう。 . . 怒るのをやめましょう、というわけではありません。怒りが湧くのは自然なこと。怒ってもいいのです。ただ、受け手側からすれば、強く怒られて心が揺さぶられているとき、相手の言葉はまず入ってきません。 “怒る”と“伝える”は、セットにせず、きちんと切り離すべきでしょう。怒るときは怒る。伝えるときは伝える。そうすることで受け手側は、怒りを受け止めることと、意見を受け入れること。それらを分けて行えるようになります。 . . 怒って伝える癖がある人も、 “怒る”のは目的ではなく手段であって、そもそも一番の目的は“伝える”ことです。では、伝えるために大切なこととは？ . . それは『工夫すること』。実はこれ、誰もがわかっていることです。 . 大好きな人に、いざ愛を伝えようとするとき。きっと皆さんなら、服装や場所にこだわって、気の利いたプレゼントなど用意して、普段書かない手紙なんかも添えて、ベストなタイミングを見計らって、落ち着いてしっかりと向き合い、相手の反応を見ながら丁寧に言葉を選んで…。そうやって、相手に注意深く真剣に聞いてもらおうとしますよね。いかに本気かを伝えるため、あらゆる工夫を凝らすでしょう。伝えるとは、こういうことです。 . これもよくある例です。夫に対して妻が、ボサボサの髪とチグハグな服、そして鬼のような形相で、「ゲームばっかり！もっと家事手伝ってよ！分担するって言ったじゃん！！」ではなく、身なりを整え優しく笑顔で穏やかに、「いつもお仕事お疲れ様。今日はあなたの大好物を作ろうと思うんだ！すぐ支度するから、その間洗濯とお風呂掃除だけお願いできるかな？」妻にこう言われて嫌な気持ちになる夫がいるでしょうか。いるとしたら、夫婦である意味って何なのでしょう。 . . 相手に「変わってほしい」と訴え続けるより、自分のやり方を変えることのほうが、実は状況や関係が良くなることが多いのです。 . 最後に。実は冒頭の悩める女性は、昔の私です。気づけば人は変われるもの。気づけなければ変わりません。大切な何かに気づくきっかけの一つになれたら。そう願って、日々発信を続けています☺️ . . #人間関係の悩み #ポジティブな言葉 #喧嘩 #仲良く #ポートレートモデル #アンバサダー #笑顔のループ #健康美 photo by @uchistyle thanks❤︎」5月16日 19時32分