桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「. . こんばんは、桂です☺️ 今日は、日比谷の街並みを眺めながら、ぼんやりと昔のことを思い出していました。 . . 12年前も前のことです。 上京する!そう言い出した私に、周りは全力で反対しました。無理もありません。正社員として軌道に乗っていた長女が地元の会社を辞め、何のあてもなく東京に出ていく。 東北の田舎の感覚からすれば、とんでもないことです。 . その反対を振り切って、東日本大震災の混乱の最中、私は半ば無理矢理上京しました。 祖父からはしばらく口をきいてもらえず、 おばあちゃんっ子だった私と祖母の間にはぎこちなさが生まれ、 父からは「弱音は絶対に許さない、一円足りとも援助はしない」と言われました。 . 母だけは、 そんな3人の目を盗みながら私を励まし続けてくれました。 裕福とは真逆な家だったので金銭的なサポートはなかったものの、言葉と態度で支えてくれたのが本当にありがたくて、 「お母さんは何があっても美佳の味方だから」 この言葉の威力を、日々実感していました。 . . . 「そんな夢実現できっこないだろう」 「現実を見て堅実に生きなさい」 「挑戦するだけ無駄、後悔するよ」 . 挑戦してみたいことを、 追いかけたい夢を、 自分で選んだ進学先や就職先を、 留学や転職、結婚や離婚や再婚を… 親から反対され、ぶつかり合いになった経験が、皆さんにはありますか? 若者だけの問題ではありません。 自分の親がこの世に存在する限り、いくつになってもついて回る問題かと思います。 . 親に何かを反対されたりがっかりされたりしたとき、 果たして子どもはそれをどう乗り越えればいいのでしょうか? . . 結論から言います。 自分の選択したことに責任が持てて、 その選択を自分で信じることができるなら、 親の反対を過剰に恐れず、 折れずに突き通すべきです。 . 子どもが親の感情にまで責任を持つ義務はありません。 . . 大人になり、自身も親になったとき、 誰もが気づく重大な事実があります。 それは、 親というものが、神のように完璧な存在ではないということ。 親だって、人としてまだまだ未熟であるということです。 親も子どもと同じように、感情をコントロールできなかったりミスを犯したり、失敗を繰り返したりします。 子育てなんて毎日反省の繰り返し。 親が子どもを育てるように、 親も子どもに育てられます。 . 親は、決して完全ではなく、 まだまだ成長しなければならない生き物です。 . . 自分の子どもが何か冒険的なことに挑戦したいと宣言すると、応援したい気持ちより、心配する気持ちが先行するもの。 だから、子どもの意見に反対します。 決して我が子の能力を信じていないわけではなく、固定観念を押し付けようとしているわけでもないのです。 『心配』それに加えて、 家族の安定した形態が変化することに対する不安や焦りだったり、 他にも、“親には社会の中で頑張る子の姿が見えにくい”ということや、 “世代の価値観のギャップが大きい” こういった要素も複雑に絡み合っているのかもしれませんね。 なにより親という生き物は、自分の子どもが苦労するのを目の当たりにするのが怖いのです。 . . でもここで、親は成長しなければなりません。 これから苦労したり失敗したりすることが目に見えてわかっていても、 「それでも自分は挑む」と決めた我が子のことを認める。 これは親としての課題でしょう。 ダメだ!反対だ!と闇雲に否定するのは簡単です。 でも、本当に子どものことを思っているのなら、知識と経験を生かして我が子がベストを尽くせるようサポートすることだってできるはずです。 . . 中には、 子どもが一人で熱くなっていて、親が冷静に諭している。そんなケースもたくさんあるでしょう。 ごく一部ながら、子どもを支配したいだけの歪んだ親もいます。 そんな“愛のない反対”も現実には存在しますから、 『親の反対なんて押し切れ!』 そう無責任に言い切ることはできません。 . ただ確かなのは、 どんな選択も失敗する可能性を秘めていて、 親の提案する選択だって失敗の可能性があるということです。 万が一親の選択で失敗したとき、 子どもはそれを受け止めることができるでしょうか。 どの道を選べば成功するのか、失敗するのか。 それは親にだってわかりません。 (その道のプロなら話は別です) . . 『親の期待通りにならなくてがっかりさせてしまうかもしれない。 それでも自分には、どうしてもやりたいことがある』 それをワガママと呼ぶ前に、 見直すべき親子関係があるでしょう。 . 親に育ててもらったことを感謝することと、 親の言う通りにして親を喜ばせることは、 全く別だということです。 . 親の言いなりにならなくても、 子どもには親に愛される価値があって、 子どもが望み通りに育たなくても、 親には子どもを愛せる寛容さがあります。 . . 上京して12年が経ちました。 当時反対していた家族は皆、 「美佳、成長したね」 「東京に行って本当によかったな」 笑顔でそう言ってくれます。 . もう本当に、頭が上がりません。 家族って素敵ですね☺️ . . #都会 #田舎 #ふるさと #昔話 #思い出の場所 #親子 #親の心子知らず」4月25日 19時22分 - mikazurara

桂美佳のインスタグラム(mikazurara) - 4月25日 19時22分


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こんばんは、桂です☺️
今日は、日比谷の街並みを眺めながら、ぼんやりと昔のことを思い出していました。
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12年前も前のことです。
上京する!そう言い出した私に、周りは全力で反対しました。無理もありません。正社員として軌道に乗っていた長女が地元の会社を辞め、何のあてもなく東京に出ていく。
東北の田舎の感覚からすれば、とんでもないことです。
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その反対を振り切って、東日本大震災の混乱の最中、私は半ば無理矢理上京しました。
祖父からはしばらく口をきいてもらえず、
おばあちゃんっ子だった私と祖母の間にはぎこちなさが生まれ、
父からは「弱音は絶対に許さない、一円足りとも援助はしない」と言われました。
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母だけは、
そんな3人の目を盗みながら私を励まし続けてくれました。
裕福とは真逆な家だったので金銭的なサポートはなかったものの、言葉と態度で支えてくれたのが本当にありがたくて、
「お母さんは何があっても美佳の味方だから」
この言葉の威力を、日々実感していました。
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「そんな夢実現できっこないだろう」
「現実を見て堅実に生きなさい」
「挑戦するだけ無駄、後悔するよ」
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挑戦してみたいことを、
追いかけたい夢を、
自分で選んだ進学先や就職先を、
留学や転職、結婚や離婚や再婚を…
親から反対され、ぶつかり合いになった経験が、皆さんにはありますか?
若者だけの問題ではありません。
自分の親がこの世に存在する限り、いくつになってもついて回る問題かと思います。
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親に何かを反対されたりがっかりされたりしたとき、
果たして子どもはそれをどう乗り越えればいいのでしょうか?
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結論から言います。
自分の選択したことに責任が持てて、
その選択を自分で信じることができるなら、
親の反対を過剰に恐れず、
折れずに突き通すべきです。
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子どもが親の感情にまで責任を持つ義務はありません。
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大人になり、自身も親になったとき、
誰もが気づく重大な事実があります。
それは、
親というものが、神のように完璧な存在ではないということ。
親だって、人としてまだまだ未熟であるということです。
親も子どもと同じように、感情をコントロールできなかったりミスを犯したり、失敗を繰り返したりします。
子育てなんて毎日反省の繰り返し。
親が子どもを育てるように、
親も子どもに育てられます。
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親は、決して完全ではなく、
まだまだ成長しなければならない生き物です。
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自分の子どもが何か冒険的なことに挑戦したいと宣言すると、応援したい気持ちより、心配する気持ちが先行するもの。
だから、子どもの意見に反対します。
決して我が子の能力を信じていないわけではなく、固定観念を押し付けようとしているわけでもないのです。
『心配』それに加えて、
家族の安定した形態が変化することに対する不安や焦りだったり、
他にも、“親には社会の中で頑張る子の姿が見えにくい”ということや、
“世代の価値観のギャップが大きい”
こういった要素も複雑に絡み合っているのかもしれませんね。
なにより親という生き物は、自分の子どもが苦労するのを目の当たりにするのが怖いのです。
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でもここで、親は成長しなければなりません。
これから苦労したり失敗したりすることが目に見えてわかっていても、
「それでも自分は挑む」と決めた我が子のことを認める。
これは親としての課題でしょう。
ダメだ!反対だ!と闇雲に否定するのは簡単です。
でも、本当に子どものことを思っているのなら、知識と経験を生かして我が子がベストを尽くせるようサポートすることだってできるはずです。
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中には、
子どもが一人で熱くなっていて、親が冷静に諭している。そんなケースもたくさんあるでしょう。
ごく一部ながら、子どもを支配したいだけの歪んだ親もいます。
そんな“愛のない反対”も現実には存在しますから、
『親の反対なんて押し切れ!』
そう無責任に言い切ることはできません。
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ただ確かなのは、
どんな選択も失敗する可能性を秘めていて、
親の提案する選択だって失敗の可能性があるということです。
万が一親の選択で失敗したとき、
子どもはそれを受け止めることができるでしょうか。
どの道を選べば成功するのか、失敗するのか。
それは親にだってわかりません。
(その道のプロなら話は別です)
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『親の期待通りにならなくてがっかりさせてしまうかもしれない。
それでも自分には、どうしてもやりたいことがある』
それをワガママと呼ぶ前に、
見直すべき親子関係があるでしょう。
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親に育ててもらったことを感謝することと、
親の言う通りにして親を喜ばせることは、
全く別だということです。
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親の言いなりにならなくても、
子どもには親に愛される価値があって、
子どもが望み通りに育たなくても、
親には子どもを愛せる寛容さがあります。
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上京して12年が経ちました。
当時反対していた家族は皆、
「美佳、成長したね」
「東京に行って本当によかったな」
笑顔でそう言ってくれます。
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もう本当に、頭が上がりません。
家族って素敵ですね☺️
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#都会 #田舎 #ふるさと #昔話 #思い出の場所 #親子 #親の心子知らず


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2023/4/25

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