桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「. . こんばんは!桂です😊 皆さんは、人に何かを教えるのは得意ですか? 今日は『教える力』について。 新生活で後輩ができて、何かを教えなければならない場面が増えた人もいるのではないでしょうか。 過去に同じテーマで投稿していますが、大切な内容なので、埋もれてしまわないよう改めて記事にまとめてみようと思います。 . . 私がフィットネスと出会ったのは16歳の頃です。 毎日楽しそうにプールに通う母に興味本位でついていき、高校生会員としてジムに足を踏み入れたのが始まりでした。 . 当時は部活動などで『水飲むな!』『うさぎ跳び!』『グラウンド20周!』『腹筋200回!』といったド根性論がまかり通っていた時代です。 それとは異なり、安全で理にかなったジムでのトレーニングに、高校生ながらにとても惹かれたのを覚えています。 スタジオレッスンやアクアビクスにも夢中になり、熱心に通いました。 ほどなくして当時通っていたクラブから声をかけていただき、インストラクターとしての道がスタートしたのです。 . インストラクターになりさえすれば大勢の前で輝けるという甘い憧れから一転、人に教えることの難しさと厳しい現実に打ちのめされてボロボロになったのは、過去の記事でお話した通りです。 長い年月をかけてやっと、自分はインストラクターなのだと胸を張って言えるようになりました。 . . 同じフィールドで、教わる側と教える側の両方を経験した過去から、身をもって学んだことがあります。 人に何かを教えるためには、教える相手より何倍もそのことを理解しておく必要があります。 それが10倍なのか100倍なのか、内容によっても異なってきますが、 1を教えるのに1を知っているだけでは足りないということは確かです。 “教えられるレベル”と“知っているレベル”には、天と地ほどの差があるということです。 . 自分では理解しているつもりでも、教える側にまわってみると「あれ、説明できない…」「雰囲気で理解していたのかも…」と気づかされること、皆さんもありませんか? . 私なりの考えです。 人にものを教えるということは、自分が持っている知識や技術や動作を話したり見せたりすることではありません。 相手ができるようにすることを言います。 その知識を相手が使えるようになって、 その技術を相手が身につけ、 その動作がきちんとできるようになって初めて、教えたということになります。 . 『それ、この間教えたよね?』 『教えたのになんでできないの?』 職場や学校で、何かをうまくこなせない人に対して教育する立場の人がこんな言葉をかける場面、誰もが目にしたことがあるでしょう。子育てでもありがちですね。 相手ができていないのなら、教えたことになりません。もしも、“教えられるレベル”まで到達していない“知っているレベル”の人間が、知っていることを伝えただけにすぎず、理解できなかった相手に責任転嫁しているのだとしたらそれは傲慢です。 . 『何回言ったらわかるんだ!』 何回も同じことを言ってもわかってもらえないのは、同じことを何回も言っているから。 その伝え方で相手が理解できないのであれば、理解できるよう工夫し試行錯誤するべきでしょう。 . また、1人に教えているときと100人に教えているときでは、 様々なことを変化させる必要があります。声の大きさやトーン、テンポ、 言葉のキャッチボールの度合い… 一つの事柄に対して一つの教え方では、理解できず置いてけぼりになる人が必ず出てきてしまいます。 . . もちろん、理解できない受け手側に問題がある場合もあるでしょう。 教わる姿勢や態度がなっていないのであればすぐに改めるべきです。 理解する能力には個人差があるので、なかなか理解できない人は必ずいますが、その能力を上げるための当人の努力は絶対に必要ですね。 . 教わる側に“理解する能力を上げる努力”が必要であるように、 教える側は“理解させる能力を上げる努力”をすべきだと思うのです。 私はインストラクターとして、そんなスタンスでお客様の前に立っています。 . . なぜ教えることは難しいのか。 相手は自分ではないからです。 呆れるほどに当たり前なこの事実、実は教えている最中には忘れてしまいがちです。 相手は自分ではないということに、どれだけ真剣にそして根気強く向き合えるかどうかが、 “教える力”なのではないかと私は思います。 . 人に教えたことが必ず成果となり表れる保証などありません。 教える側も人間ですから、できない相手にイライラすることもあるでしょう。 教えたくないことも教えなければいけない苦しさもあります。 それに、「わからない」と言えないタイプの人間が一定の確率で存在するということも忘れてはいけません。 . それでも根気よく経験と場数と重ねれば、 相手が理解できる言葉の選び方やその語順、タイミングがだんだんわかってくるものです。 そうやって少しずつ、教えるスキルが向上していくのでしょう。 “教える力”、大切に養い育てていきたいものですね☺️ . . #プロ #指導者 #教育 #新人 #ベテラン #教えてください #人間関係 #悩み相談  photo by @uchistyle thanks❤︎」4月7日 19時35分 - mikazurara

桂美佳のインスタグラム(mikazurara) - 4月7日 19時35分


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こんばんは!桂です😊
皆さんは、人に何かを教えるのは得意ですか?
今日は『教える力』について。
新生活で後輩ができて、何かを教えなければならない場面が増えた人もいるのではないでしょうか。
過去に同じテーマで投稿していますが、大切な内容なので、埋もれてしまわないよう改めて記事にまとめてみようと思います。
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私がフィットネスと出会ったのは16歳の頃です。
毎日楽しそうにプールに通う母に興味本位でついていき、高校生会員としてジムに足を踏み入れたのが始まりでした。
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当時は部活動などで『水飲むな!』『うさぎ跳び!』『グラウンド20周!』『腹筋200回!』といったド根性論がまかり通っていた時代です。
それとは異なり、安全で理にかなったジムでのトレーニングに、高校生ながらにとても惹かれたのを覚えています。
スタジオレッスンやアクアビクスにも夢中になり、熱心に通いました。
ほどなくして当時通っていたクラブから声をかけていただき、インストラクターとしての道がスタートしたのです。
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インストラクターになりさえすれば大勢の前で輝けるという甘い憧れから一転、人に教えることの難しさと厳しい現実に打ちのめされてボロボロになったのは、過去の記事でお話した通りです。
長い年月をかけてやっと、自分はインストラクターなのだと胸を張って言えるようになりました。
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同じフィールドで、教わる側と教える側の両方を経験した過去から、身をもって学んだことがあります。
人に何かを教えるためには、教える相手より何倍もそのことを理解しておく必要があります。
それが10倍なのか100倍なのか、内容によっても異なってきますが、
1を教えるのに1を知っているだけでは足りないということは確かです。
“教えられるレベル”と“知っているレベル”には、天と地ほどの差があるということです。
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自分では理解しているつもりでも、教える側にまわってみると「あれ、説明できない…」「雰囲気で理解していたのかも…」と気づかされること、皆さんもありませんか?
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私なりの考えです。
人にものを教えるということは、自分が持っている知識や技術や動作を話したり見せたりすることではありません。
相手ができるようにすることを言います。
その知識を相手が使えるようになって、
その技術を相手が身につけ、
その動作がきちんとできるようになって初めて、教えたということになります。
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『それ、この間教えたよね?』
『教えたのになんでできないの?』
職場や学校で、何かをうまくこなせない人に対して教育する立場の人がこんな言葉をかける場面、誰もが目にしたことがあるでしょう。子育てでもありがちですね。
相手ができていないのなら、教えたことになりません。もしも、“教えられるレベル”まで到達していない“知っているレベル”の人間が、知っていることを伝えただけにすぎず、理解できなかった相手に責任転嫁しているのだとしたらそれは傲慢です。
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『何回言ったらわかるんだ!』
何回も同じことを言ってもわかってもらえないのは、同じことを何回も言っているから。
その伝え方で相手が理解できないのであれば、理解できるよう工夫し試行錯誤するべきでしょう。
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また、1人に教えているときと100人に教えているときでは、 様々なことを変化させる必要があります。声の大きさやトーン、テンポ、 言葉のキャッチボールの度合い…
一つの事柄に対して一つの教え方では、理解できず置いてけぼりになる人が必ず出てきてしまいます。
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もちろん、理解できない受け手側に問題がある場合もあるでしょう。
教わる姿勢や態度がなっていないのであればすぐに改めるべきです。
理解する能力には個人差があるので、なかなか理解できない人は必ずいますが、その能力を上げるための当人の努力は絶対に必要ですね。
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教わる側に“理解する能力を上げる努力”が必要であるように、
教える側は“理解させる能力を上げる努力”をすべきだと思うのです。
私はインストラクターとして、そんなスタンスでお客様の前に立っています。
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なぜ教えることは難しいのか。
相手は自分ではないからです。
呆れるほどに当たり前なこの事実、実は教えている最中には忘れてしまいがちです。
相手は自分ではないということに、どれだけ真剣にそして根気強く向き合えるかどうかが、
“教える力”なのではないかと私は思います。
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人に教えたことが必ず成果となり表れる保証などありません。
教える側も人間ですから、できない相手にイライラすることもあるでしょう。
教えたくないことも教えなければいけない苦しさもあります。
それに、「わからない」と言えないタイプの人間が一定の確率で存在するということも忘れてはいけません。
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それでも根気よく経験と場数と重ねれば、
相手が理解できる言葉の選び方やその語順、タイミングがだんだんわかってくるものです。
そうやって少しずつ、教えるスキルが向上していくのでしょう。
“教える力”、大切に養い育てていきたいものですね☺️
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photo by @uchistyle thanks❤︎


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2023/4/7

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