桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「🌹 . . こんばんは！桂です😊 今日は少しデリケートなテーマなので、気分を害されない範囲で読み進めていただければと思います。どうか肩の力を抜いてゆるりとお付き合いください🥃 . 『美人は幸せになれるか』長年あらゆる場面で議論が繰り返されているということは、これという答えはきっと出ないのでしょう。 . . 皆さんは、好きな絵本や印象に残っているおとぎ話はありますか？あまりにも有名な物語は、自分の親の声で再生されなかったとしてもあらすじが思い浮かんでくるでしょう。おとぎ話といえば、美しいお姫様が主人公となるものが数多く存在します。 . グリム童話にて。義理の家族にいじめられたシンデレラは、ガラスの靴を落とすことで王子様と結ばれます。毒りんごを食べさせられた白雪姫は、王子様のキスで深い眠りから覚め、幸せになります。 . 一方、日本昔ばなしにて。トントンカラリ、トンカラリ。おじいさんに助けられた鶴は美しい娘となって恩返しに来ますが、最後は鶴になって飛んで去っていきます。たくさんの求婚を全て断りおじいさんとおばあさんと過ごしたいと願ったかぐや姫は、悲しみの中、月へ帰っていきます。 . . 数えきれないほどの物語があるわけですが、それにしても不思議だと思いませんか？世界のおとぎ話では美人は必ずといっていいほどハッピーエンドを迎えるのに、なぜ日本のおとぎ話では美人は悲しい結末ばかりを迎えるのでしょう。「ゆきおんな」なんて、もう冷たい感触が伝わってくるくらいの、切なく悲しい物語です。 . 日本は外国と比べると、どこかで“美”を恐れるようなところがあるのでしょうか。 . 昔から語り継がれるおとぎ話には、根強い文化の違いが表れています。外国のおとぎ話では、美しいお姫様が最後に幸せになるものが多く存在するのに対し、日本の美徳としては、最後に幸せを手に入れるのは、優れた見た目よりも、“素直で”“正直で”“心優しい”そんな内面の美しさを持った人だ。数々の物語から、そんなメッセージが受け取れはしないでしょうか。 . . 外見の美しさを求めるのは世界共通。これは紛れもない事実です。そして綺麗事抜きに、美人は間違いなく得をします。ときには理不尽なほどに、世の中に優遇されます。ですが得をしたからといって、幸せを手にできるかといえばまた別の話です。見た目の美しさはあくまでもオプションであり、内面の美しさを磨くことは必要不可欠でしょう。日本でも外国でも、内面の美しさが度外視されて生まれた幸せは、幸せとは呼べないはずです。 . . 昔ふと目にしたツイートでこんなものがありました。男性のつぶやきです。『電車で足を踏まれて振り返ったとき、美人だったら許すけどブスだったらイラッとする』なんとまあトゲのある言葉でしょう。でも、すごい数の同意がなされていました。悲しいことにこれが現実で、この男性の心が狭いわけでもなんでもなく、人間の本性であり自然な反応なのかもしれません。ただ、繰り返しますが見た目はあくまでもオプションです。美人でもそうでなくても、足を踏んでしまったとき咄嗟に「ごめんなさい」と目を見て言える人が、最後に幸せになれる人、そして幸せになるべき人なのではないでしょうか。 . . 見た目はオプションと言いましたが、それを仕事とする場合はもちろん別です。特にモデルなどに関しては、外見の美しさを“芸”や“能”としてお金を稼ぐわけですから、美しさが優先的に評価されるのは当然のことです。それが生きがいとなり、幸せへも繋がるでしょう。それでも内面が美しくなければ、外面の美しさにも限界がくると思います。特に歳を重ねれば容姿や表情に生き様が出てくるものです。 . . お金も、健康も、そして人との出会いも。それらは全て顔を選ばずに平等にやってきます。そして去っていきます。心だってそう。どれだけ容姿が美しい人も、心の安らぎがなければ幸せを感じることはできません。過去の記事にも書いたことですが、どれだけたくさんの人に愛されるかよりも誰にどれだけ深く愛されるか。それが幸せに繋がっていくのではないかと私は思います。 . 美しくなりたい。綺麗になりたい。至って自然で、素晴らしい感情です。私だってそう思っています。ですが美しさを最優先に求めるあまりに、心が置いてけぼりになるほど勿体ないことはありません。外見の美しさにとらわれない、内側から滲み出るような美しさを目指した人が幸せになれるような世の中であってほしい。そう願います。 . . . #ファッション #美容 #fashion #beauty #外見 #見た目 #コンプレックス #性格 #モテたい #愛されたい #幸せになりたい #美人 #正義 #綺麗になる photo by @uchistyle thanks❤︎」8月29日 18時41分