桂美佳さんのインスタグラム写真 - (桂美佳Instagram)「🎸 . . こんばんは、桂です☺️ 今夜も温かいコーヒーや美味しいお酒と共に、 どうかゆるりとお付き合いくださいませ☕️ 今回は、『気遣い』について。 混同しやすい“気遣い”と“押し付け”の違いをきちんと知ることで、驚くほど気遣い上手になれる可能性があるというお話です。 . . 何年も前になりますが、こんな事例があります。 バンドマンの彼とお付き合いしている女性がいました。 彼女がある日なんとなくテレビを観ていると、彼が大好きなバンドの特集が始まりました。彼が外出中だと知っていたため、「これは!」と咄嗟に録画をしたのです。 彼の喜ぶ顔を思い浮かべ、わくわくしながらビデオテープにラベルを貼りました。(VHSというカセットタイプのビデオテープの時代です) . そして数日後。 彼のライブに呼ばれて行った楽屋で、本番前の彼にサプライズでビデオテープを手渡したのです。 ところが、 「そっか、ありがとう。あとで見てみる。」 彼の反応はとても薄く、表情もほぼ変わりません。 彼がすこぶる驚き上機嫌になってくれるのを想像し期待していた女性はとても悲しい気持ちになり、涙ながらに「もう私、帰る。」 もちろん彼氏は一気に不機嫌に。 ライブ前だというのに、楽屋で若いカップルの痴話ゲンカが始まってしまったわけです。 . 彼は怒りを露わにします。 「ライブ本番前で頭がいっぱいで、感謝を表現することに気が回らなかった。申し訳ない。 ただ、自分の期待通りの反応がなかったから怒るというのは押し付けだろう、そこにすごく腹が立つ」 . まさに正論ですね。 謝罪すべきところはしているし、矛盾やほころびも無く、とてもスマートな意見だと思います。 ただ、感情的になった女性には素直に彼の言葉を受け入れ謝罪する余裕はありませんでした。 . 「そこまで言わなくてもいいじゃん!」 そう言って女性は泣きながらその場を後にし、 家に帰って部屋でひとり冷静になった頃、 それはもう激しく後悔したのです。 「彼に喜んでほしいあまりに早まって、 渡すタイミングが悪すぎた。 本番前で余裕がない彼を余計に困らせてしまった…」 その通りですが、あとの祭りです。 結果から言うと別れには至らなかったものの、2人の関係のリカバリーには相当な時間と労力がかかりました。 . . この話のポイントは、ここにあります。 女性が、彼のためにしたつもりの行動が、 実は自分のための行動になっているところです。 . 本来気遣いというものは、 『相手に喜んでもらうことをする』 『相手が心地よくなれることをする』ことですね。 そこには「ありがとう」が自然に生まれます。 . “相手に喜んでもらいたい”そう思う気持ちは素晴らしいのですが、喜んでもらえなかったときに拗ねたり怒ったり、はたまた悲しんだり。 そんなマイナスな感情を言葉や態度で表に出すのはマナー違反。絶対にタブーです。 それは気遣いではなく考えの押し付けであり、 全てを台無しにする行為です。 「ありがとう」と自分が言われて気持ちよくなりたい、では駄目だということです。 . 自分のしたことを喜んでもらえなかったとしても、 「あちゃ〜失敗か!次は何してあげよっかなあ☆」 と笑って次を考えられるくらいが丁度良いのでしょう。 . . . もうパターンとしてなんとなく察している方もいらっしゃるかもしれませんが、 この事例の女性は、過去の私です。 もう20年以上も前の、思い出話です。 バンドマンの男性は…今どこで何をしているのか、縁がなかったようで今では行方すらわかりません。 . 大人になって振り返ってみると、 破天荒というか未熟な恋愛をたくさんしてきたなと、小っ恥ずかしい気持ちになったりします。 今は人生のパートナーにも恵まれ、とても良好な関係を築けていると我ながら思います。 でもそれは昔からの多くの失敗による、学びと経験を積み重ねてきたから。 初めから人間関係や恋愛が上手な人なんていないのだと思います。 不器用ながらも誠実に人と向き合うことで、少しずつ成長できるものなのですね。 . 私もまだまだ、道半ば。 子育て歴だってやっと10年。 でも考えようによっては、この先もずっとワクワクが続いていくものだとして、人との関わりを楽しむ毎日です🌈 . . . . #人間関係の悩み #恋愛相談 #モテる方法 #優しさ #思いやり #気遣い #人生相談 #ポジティブ思考」11月7日 18時52分 - mikazurara

桂美佳のインスタグラム(mikazurara) - 11月7日 18時52分


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こんばんは、桂です☺️
今夜も温かいコーヒーや美味しいお酒と共に、
どうかゆるりとお付き合いくださいませ☕️
今回は、『気遣い』について。
混同しやすい“気遣い”と“押し付け”の違いをきちんと知ることで、驚くほど気遣い上手になれる可能性があるというお話です。
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何年も前になりますが、こんな事例があります。
バンドマンの彼とお付き合いしている女性がいました。
彼女がある日なんとなくテレビを観ていると、彼が大好きなバンドの特集が始まりました。彼が外出中だと知っていたため、「これは!」と咄嗟に録画をしたのです。
彼の喜ぶ顔を思い浮かべ、わくわくしながらビデオテープにラベルを貼りました。(VHSというカセットタイプのビデオテープの時代です)
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そして数日後。
彼のライブに呼ばれて行った楽屋で、本番前の彼にサプライズでビデオテープを手渡したのです。
ところが、
「そっか、ありがとう。あとで見てみる。」
彼の反応はとても薄く、表情もほぼ変わりません。
彼がすこぶる驚き上機嫌になってくれるのを想像し期待していた女性はとても悲しい気持ちになり、涙ながらに「もう私、帰る。」
もちろん彼氏は一気に不機嫌に。
ライブ前だというのに、楽屋で若いカップルの痴話ゲンカが始まってしまったわけです。
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彼は怒りを露わにします。
「ライブ本番前で頭がいっぱいで、感謝を表現することに気が回らなかった。申し訳ない。
ただ、自分の期待通りの反応がなかったから怒るというのは押し付けだろう、そこにすごく腹が立つ」
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まさに正論ですね。
謝罪すべきところはしているし、矛盾やほころびも無く、とてもスマートな意見だと思います。
ただ、感情的になった女性には素直に彼の言葉を受け入れ謝罪する余裕はありませんでした。
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「そこまで言わなくてもいいじゃん!」
そう言って女性は泣きながらその場を後にし、
家に帰って部屋でひとり冷静になった頃、
それはもう激しく後悔したのです。
「彼に喜んでほしいあまりに早まって、
渡すタイミングが悪すぎた。
本番前で余裕がない彼を余計に困らせてしまった…」
その通りですが、あとの祭りです。
結果から言うと別れには至らなかったものの、2人の関係のリカバリーには相当な時間と労力がかかりました。
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この話のポイントは、ここにあります。
女性が、彼のためにしたつもりの行動が、
実は自分のための行動になっているところです。
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本来気遣いというものは、
『相手に喜んでもらうことをする』
『相手が心地よくなれることをする』ことですね。
そこには「ありがとう」が自然に生まれます。
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“相手に喜んでもらいたい”そう思う気持ちは素晴らしいのですが、喜んでもらえなかったときに拗ねたり怒ったり、はたまた悲しんだり。
そんなマイナスな感情を言葉や態度で表に出すのはマナー違反。絶対にタブーです。
それは気遣いではなく考えの押し付けであり、
全てを台無しにする行為です。
「ありがとう」と自分が言われて気持ちよくなりたい、では駄目だということです。
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自分のしたことを喜んでもらえなかったとしても、
「あちゃ〜失敗か!次は何してあげよっかなあ☆」
と笑って次を考えられるくらいが丁度良いのでしょう。
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もうパターンとしてなんとなく察している方もいらっしゃるかもしれませんが、
この事例の女性は、過去の私です。
もう20年以上も前の、思い出話です。
バンドマンの男性は…今どこで何をしているのか、縁がなかったようで今では行方すらわかりません。
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大人になって振り返ってみると、
破天荒というか未熟な恋愛をたくさんしてきたなと、小っ恥ずかしい気持ちになったりします。
今は人生のパートナーにも恵まれ、とても良好な関係を築けていると我ながら思います。
でもそれは昔からの多くの失敗による、学びと経験を積み重ねてきたから。
初めから人間関係や恋愛が上手な人なんていないのだと思います。
不器用ながらも誠実に人と向き合うことで、少しずつ成長できるものなのですね。
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私もまだまだ、道半ば。
子育て歴だってやっと10年。
でも考えようによっては、この先もずっとワクワクが続いていくものだとして、人との関わりを楽しむ毎日です🌈
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2023/11/7

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