猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 5月20日 20時53分
土曜日の私のスケジュールは、夏時間だと9時からzoomでのフランス語の授業があって、それ以降はたいてい別の仕事をあくせくしているというパターン。
パリ生活での課題と、ここへ引っ越してきた目的のひとつ。〝この支配(誰に言われたわけでもないのにいつも無意味に焦っていること)からの、卒業〟
彼に「リュクサンブールのアルピニストグッツ専門店に行くから、晴れてるし少し散歩しない?」と誘われ、書を捨ててパッと街に出てみれば、そこはもう真夏の光だった。
カルチエ・ラタンでバスを降りて、リュクサンブールまで歩く道すがら、映画館《Le Champo - ル・シャンポ》が。コロナ禍を乗り越えて健在なのがわかって嬉しかった。
2000年前半のフランスとヨーロッパの映画事情を綴った拙著『パリ通信』(主婦の友刊・絶版)でも、この映画館について当時の様子を詳しく書いている(最後の写真…と思ったら、載せるの忘れました🤣)。
本当にコロナ禍は、パリの至宝といえるちいさな映画館に大きな打撃を与えた。それでもまだ生き残っている映画館へ、一度目のパリ暮らしの時と同じようにまた通わねばなという気持ちがむくむくと湧き上がる。
そういえば今朝、うちの姪っ子メイコからお手紙が届いた。
リュクサンブール公園で、フランスでもだいぶポピュラーになってきたアイスコーヒーを飲みながら、大切に、嬉しく眺めた。
メイコ、えみえみおばちゃんは、遠いパリの空の下で、いつもメイコのこと、家族のみんなを愛しているよ🥰
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2023/5/20