猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 5月17日 17時42分
パリのいいところは、「あ、散歩しよ🚶🏻♀️」と思った瞬間、そこが世界でも有数の散歩に向いた美しい街だってこと。
移住から1年と3ヶ月が経とうとしている。先日、やっと滞在許可証を手にして、それ以上のことまで考えられるようになった。
それ以上のこと。つまり任意で入るフランスの医療保険とか、貯蓄口座の開設とか、将来的な対策のあれこれ。
先日、時間を作って銀行の担当者に会い、医療保険のプランを2つ作ってもらった。今日は、その契約と新しい銀行口座のカード引取りのためにオペラへ。
ちなみにフランスでは銀行が保険会社を兼任していることが多く、シンプルでわかりやすいシステムだなという印象。
任意で入る保険のことをフランスでは通称・mutuelle ミュチュエル(共済組合、の意)と言う。病院での受診支払い時に「ミュチュエルに入ってますか?」と必ず聞かれ、入っていると契約プランの内容に合わせた払い戻しが行われる。
よし、これでまたひとつ地固めが進んだな。
銀行担当者とのランデヴを終えて、彼が「天気がいいから左岸まで歩かない?」と提案。内心、今日締め切りの原稿が気になりまくっている。その反面、もうひとりの私が〝おまえはそうやって、仕事だけに縛られた人生を送るのか〜い?〟と言う声も聞こえてくる。
そして、パリの気まぐれな誘いは乗ったが勝ちなのだ。
案の定、ルーヴルの中庭を抜けてセーヌ川沿いのブキニストを覗きながら左岸に渡り、サンジェルマンのビュシ通りにある馴染みのカフェまで歩く散歩コースはサイコーだった。
家に戻って、ふたたび原稿。
気分転換が効いたのか、自分に課した深夜0時の締切時間に間に合ってちょっと驚いた👀
パリのリズムに逆らわない。
時間に支配されるのではなく、自分の生きる時間をよりよくコントロールすること。
日々、いっぱしの社会人を続けながら、元来の人間に戻る方法をパリから学んでいる途中。
※最後のオマケ写真は、左岸のセーヌ沿いにたつ、彼曰く「パリでいちばん間口が小さいアパルトマン」だそう(←ウラをとっていないので真偽のほどは謎。彼の視点は完全にブラタモリ😂)
#猫パリ #猫沢エミのインターナショナル五十路ライフシフト #猫沢エミリーパリへ行く
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2023/5/17