滝沢カレンのインスタグラム(takizawakarenofficial) - 7月4日 21時21分
なんだか、すさまじい場面に出会した気分です。
その名も「縞模様のパジャマの少年」です。
私はいたって冷静に映画を見る人間だとわかり切っていた自分をひどく違うと思いました。
テレビ前で立ち上がり、あんなひょんな場所から出る声を出した自分を座らせたいです。
と思わせる、クライマックスでの大どんでん返しには誰もが尻もち以上の行動に出ます。
声にならないなんてことはなく、つい声になります。
舞台はわたしには未経験なナチスの時代。
日本の過去にも驚きがあるというのに、海を越えた先にも驚きは必ずあります。
「なぜ?なんのために?」
と次々に歴史に今の私たちが思うには、今の暮らしが幸せだからこそ登場できる感情なのかと噛み締めます。全くありがたい話です。
この物語はそんな疑問に耐える私たちのような感情を持った少年と少年の物語です。
イカツめな父と心配性の母とハッキリ屋の姉と遊ぶしかない弟の家族が、重大な理由を持ってとある町に、友達背中にお引越しします。
その新たなるおうちの存在が始まりでした。
絶対乗りたくなるタイヤを木にくくりつけたブランコがある自宅はなによりきっと皆様も羨ましくなります。
そこで出会う数人のおうちにいつもいる人間たち。
子供の気持ちご自分の感情を移入なさって見ていただきたいです。
いたって幸せな家族なんじゃないか、と言ってるんじゃないでしょうか。
幸せなはずなのに、いつも、何かが違うのです。
そんな男の子はあまりの遊びたがりでついに冒険が始まります。
知ってしまったらやめられない、2人だけの基地を見つけた気分はきっと皆様にもあるはずです。
ただ一個違うのを言ってくれというのなら、
そこには目に見える壁があること。
それ以外はなんのひっかかりもない純粋で仕方ない子供たちの姿だというのに。
真っ直ぐさ、裏切らなさ、勇気、守りたい、遊びたい、約束を果たしたい
が目に見えて私たちの感情をひっかきます。
先知らずな未来だとしても、今を全力で走りたい
そんな気持ちを教えて頂きました。
最後まで、「君が居るから大丈夫」
と、きっと2人は頭を埋め尽くしていたのだろう、と噛み締めさせていただきました。
観ない、という選択肢がこの世界にあるのならば、一瞬だけでも、観るという選択しかない世界に、最後の魔法を使ったっていい気分です。(でも観るかは自由)
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2020/7/4