石村友見のインスタグラム(tomomi.ishimura) - 10月24日 11時03分
【それは「心」か「感情」か】
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きょうは「心のゼロトレ」のお話。
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相手の何気ないひと言に対して
「怒り」の感情が
わき起こることがあります。
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瞬間的にカッとなって
その相手に怒りの言葉をぶつけてしまう。
その時はスッキリするかもしれませんが、
時間がたつと
「あれでよかったのだろうか・・・」
という思いが顔を出します。
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「感情」というのは、
人間を魅力的にする作用がある一方で、
じつにやっかいなものでもあります。
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人間関係が壊れていく最大の原因は
おそらく、この感情が
原因なのではないでしょうか。
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瞬間的にカッとなったことで
相手を傷つけたり、ときには
暴力におよんでしまうこともあります。
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一方で、人間には「心」があります。
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怒りの感情が湧いたあと、
相手を傷つけてしまった後悔と、
それでも「いや、自分が正しい」と
正当化する思いとが、
せめぎ合いを始めます。
そして、さらに時間がたつと、
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「なぜ、あの人の真意を
確認しなかったんだろう・・・」
「傷つけてしまったかもしれない・・・」
「言いすぎてしまった・・・」
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と後悔したり、相手を思いやったりします。
これは、きっと「心」の動きです。
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つまり、「感情」が先行して
相手を傷つけそうになったら、
「心」が顔を出すのを待てばいいわけですが、
それこそがとても難しいのです。
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では、どうすれば
待てるようになるのでしょうか。
そのためには「感情」と「心」は別物だと
「分ける」ことからはじめると
いいように思います。
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瞬間的にカッとなったのは「感情」です。
感情は過去の「記憶」に
紐づいて起こるもの。
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相手の言葉や態度に怒りの
感情が湧くということは、
過去に同じようなシーンで「嫌な思い」をしたか、
または、それに対して怒りをぶつけることで
相手がひるんだり悲しむ姿を見て
「気持ちよく」なったりしたか、
いずれかの場合が多いはずです。
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「感情」は「記憶」と深くつながっています。
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おそらく、相手の言葉や態度に対して
脳は瞬間的に過去の同じような記憶と紐付け、
「怒り」の感情を表現させているはずです。
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つまり、私たちは「怒る」を
脳に「やらされている」わけです。
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こう考えると、怒りの感情が湧いたときに
「あ、今、脳に ”怒り” をやらされている」
と、冷静になることができ、
その後の「心」の動きを
待てるようになるはずです。
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作家の司馬遼太郎さんは
「優しくなるには、訓練が必要である」
という言葉を残しています。
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つねに「感情」が先、
「心」はあとからやってきます。
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脳に「怒る」をやらされそうになったら、
人を思いやる「心」の動きを「待つ」。
この「待つ」訓練こそが、
人や社会をやさしくするのかもしれません。
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心に羽を。
石村友見 @石村友見 ————————————-
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2019/10/24