石村友見のインスタグラム(tomomi.ishimura) - 10月3日 18時51分
今日は「羽」のお話。
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「アホウドリ」という鳥がいます。
英語名は「アルバトロス(Albatross)」。
両翼で3.7メートルもの大きな翼を持つ
この鳥がすごいのは、
「翼を羽ばたかせずに
数千キロも飛ぶことができる」ことです。
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両翼を広げ、向かい風で上昇し、
追い風で加速する
「ダイナミック・ソアリング」という
独特の滑空テクニックで、
グライダーのように風に乗ります。
その姿は、じつに優雅です。
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鳥は翼が大きいほど
飛びやすくなると言われていますが、
その分、「羽ばたく」ために
必要なエネルギーは大きくなります。
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大きな翼をつねに羽ばたかせていたのでは、
消費するエネルギーが大きくなって疲弊し、
生命すら維持できなくなってしまう。
そこでアルバトロスは、
翼を「動かさずに」
飛び続ける手段を獲得しました。
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アルバトロスは、
一生のほとんどを海の上で過ごします。
夏はベーリング海やアラスカ周辺に生息し、
冬になると日本近海にやってくる「渡り鳥」。
その寿命は20年前後で、
ガラパゴス諸島には68歳で
産卵したものもいるそうです。
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アルバトロスは、
長い距離を、
優雅に飛び、
しかも長生きします。
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もしも、彼らが羽を必死に
羽ばたかせて飛んだなら、
「長い距離」も、「優雅」も、「長生き」も、
どれも実現しないことでしょう。
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「ハチドリ」という鳥がいます。
重さ20gにも満たないこの小さな鳥は、
アルバトロスと好対照で、
1秒間に多いときで80回も羽ばたきます。
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羽を激しく動かすことで、
ヘリコプターのように
空中でその場にとどまる
「ホバリング」をし、
花の蜜を吸うのです。
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ハチドリの寿命は3年、
長くても5年ほどです。
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羽を「動かさずに飛ぶ」アルバトロスと、
必死に「動かして飛ぶ」ハチドリ。
その寿命や飛べる距離には、
あまりに差があります。
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動きを「スロー」にして
省エネしながら生きる動物は
実は、たくさんいます。
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カメは流線型のフォルムを利用して
海流にゆったりと乗りながら泳ぎ、
地上ではきわめてスローに動きます。
「カメは万年」と言われる所以は
この「スロー」な動きによって
無駄な体力を使わないことが
鍵を握っていたわけです。
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とかく「動く」ことは善とされ、
「動かない」ことは悪とされがちですが、
必ずしもそうではないかもしれません。
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ヨガも、ピラティスも、
ウェイトトレーニングも、ジョギングも、
一歩間違えば、ケガや病気をつくり出してしまう。
だからこそ、トレーナーである私は
「体に負荷をかけすぎない、健康的な体の使い方」を
お伝えしていきたいと考えています。
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長く、優雅に生きるために、
アルバトロスやカメから学ぶことが
あるかもしれませんね。
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心に羽を。
石村友見
@石村友見
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2019/10/3