テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 9月25日 11時46分
リューネブルク。町を取り囲む運河と風情ある建物が、河川交易で栄えた時代を物語ります。「昔から様々な文化が往き来して来た」と、男性がその町並みに目を細めます。
1853年、20歳のピアニストであったブラームスはハンガリー人ヴァイオリニスト、エドゥアルト・レメーニとコンビを組み、演奏旅行でこの町に滞在しました。それは、さながら音楽武者修行とも言える旅でした。
女性が、昔ながらの通りがあると言います。
バッハがこの町で過ごした時代からおよそ150年。クラシック音楽は一般市民層にも広がり、二人はピアノのある食堂や富裕層の館で敬愛するバッハやベートーヴェンの曲を演奏して回ったのでした。ブラームスは、バッハが少年時代を過ごした教会にも足を運んだと言います。
教会の一角でピアノを修理する職人さんに出会いました。ピアノは100年以上前のものだといいます。一音一音、狂いがないように調整しながら、「このピアノは遥かな時を越えて音を奏でてくれるのだ」と語ってくれました。
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2018/9/25