テレビ朝日「世界の街道をゆく」のインスタグラム(tvasahi_kaidou) - 12月28日 22時02分

最終目的地パリが近づくと、フランス中の街道が集まってきます。市内へと入るとバイクの男性が「ボンジュール」と声をかけてくれました。
パリは古くからヨーロッパの学術・芸術・政治を主導して来た大都市です。その街並みは、日々が祝祭のように世界中の人々を惹きつけます。エッフェル塔が建てられた1889年の万国博覧会は、まさに大規模な縁日でした。
町の一画に、その日々の華やぎを伝える博物館がありました。博覧会では多様な遊具やオブジェが展示され、訪れる人々を夢の世界へと誘いました。ここには1900年代に造られた遊具が集められていると、ガイドが語ります。メリーゴーランドは、様々な技術や装飾が盛り込まれた、子供も大人も楽しめる乗り物だったそうです。
ガイドが、「これに乗れば100年以上前にタイムスリップするでしょう」と、とっておきのマシンを披露してくれました。確かに、万国博覧会が開かれた時代にいるような気分になってきました。

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