有村昆のインスタグラム(kon_arimura) - 7月12日 15時21分
#未来のミライ #細田守 #有村昆 #アリコン #映画コメンテーター #映画 #映画評論 #映画批評
4歳の男の子に妹が生まれ、両親の自分への愛が、妹に注がれることが嫌な、くんちゃん。しかも妹のミライを受け入れられない。しかし不思議な庭で幼い頃の母や、若い頃のおじいちゃんと会い、さらに、未来から来たミライちゃんと奇想天外な冒険を繰り広げ、くんちゃんの心に変化が生まれるという話。
#サマーウォーズ #おおかみこどもの雨と雪 #バケモノの子 でもそうでしたが、日常の中にファンタジーが潜んでいるとあう細田守さんお得意の演出が今回も健在。ごく普通の一軒家と庭。しかしそこがタイムスリップして摩訶不思議な世界につながるのです。
これは子供目線で描いた時に、そう見えるものなのかもと思いました。幼稚園か家の行ったり来たりが子供にとっての全てな世界。でも実際は想像の中で色々遊びますよね?それが見事に表現されています。
また過去の映画界においても、4歳の男の子が主人公の映画はほぼないと思います。女の子はありましたが。これもチャレンジだったと思いますし、細田守監督自身、息子さんの次に娘さんが生まれた時に、両親の愛が奪われるのでは?と息子さんが泣き叫んでいたそうです。そこでこれは話になるなと思い映画化しています。
またあれだけ子供の頃に言われて嫌だったことを、親になると子供に言ってしまっている自分がいる。時を超えてこの繰り返しは続くのだが命のバトンを渡す作業についても考えさせられる下りがあります。
自分に置き換えて話しますと、パパも昔は子供だったわけだし、それの時間軸がもし出会っていたら?などイフのストーリーを映像化していて非常にアグレッシブな意欲作であると感じます。
見た目はおとなしそうな映画なんですけど、かなり冒険しているかと思いました。
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2018/7/12