有村昆のインスタグラム(kon_arimura) - 7月12日 13時23分
#検察側の罪人
#木村拓哉 #二宮和也 #有村昆 #映画評論
木村拓哉VS二宮和也 × #原田眞人
日本映画史に名を残す新たな傑作と言えると思う。
#犯人に告ぐ の雫井脩介さんの2013年に発表した作品で、時効廃止以前の殺人事件や、捜査機関によって生み出された冤罪など、司法制度が抱える問題点をえぐりながら、正義とは一体なんなのか?を今作も突きつける。
一番の見所は、なんといっても今まで決して交わることのなかった、木村拓哉さんと二宮和也さんの日本が誇る俳優の共演。しかもこの2人が激突する。
今このタイミングでないと見ることが出来ない緊張感があり、しかも同じ #ジャニーズ の先輩と後輩という立場も、全く同じで、検察の先輩と後輩であるのも当て書きのようでハラハラさせられる。
またそこに来て、 #日本のいちばん長い日 #関ヶ原 の原田眞人監督の追い詰める演出が素晴らしい。
またこの作品はどこか、#シビルウォー にも通じるテーマがあった。
あの話は、国連の組織の命令に従い正義の行動をすべきだという #アイアンマン チームと、そんな組織の命令に従っていたら機を逃してしまう。あくまで個人的な思いであれ即行動に移して悪を叩かねばならないという #キャプテンアメリカ がいました。
まさにその構図が、検察側の罪人にもありました。
アイアンマン=二宮和也
キャプテンアメリカ=木村拓哉
という風に置き換えられます。
正義の考え方が違うゆえに、ぶつかってしまうのです。
ニノさんはあくまで個人的な想いはさておき、法律に従って粛々と罪を罰する。しかし木村さんは過去にある個人的な想いから暴走し、歪んだ正義に走って行きますが、たまたまシビルウォーのような対決構図になっております。
#jal さんの特番で #ニノさん と対談をさせて頂いた時に、酒匂さん演じる松倉を罵倒するシーンを思い入れたっぷりに話していたのが印象的です。ここは必見です。ここから物語がラストに向かって加速します。
また本作は、原田眞人監督がかなり脚色しているので、原作とはかなり違う結末になっています。
僕のオススメは、映画を見て、小説読んで、そしてもう一度映画を見て欲しいです!その違いに驚きますよ。
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2018/7/12