越境EC/国内EC支援のtqoon(ティクーン)のインスタグラム(tqoonjapan) - 7月26日 10時05分

「成功する越境はチームづくりから」

日本では先日7月20日はマクドナルド（ハンバーガー）日本第1号店がオープンしたことを記念して、ハンバーガーの日との事でした。マクドナルドがアメリカ発の世界最大のファストフードチェーンストアである事は良く知られていますが、このハンバーガーショップがアメリカを席巻し、そして世界最大のファストフードチェーンストアになった経緯については、実は最近観た『The Founder』という作品で知りました。この映画でレイ・クロックという人物に興味を持ちました。

レイ・クロックはマクドナルドを世界的企業に育てた経営者（創業者）です。ハンバーガーショップを始めたのはマクドナルド兄弟ですが、フランチャイズ展開を考え、彼らから権利を取得、世界的企業にしました。

とりわけ映画では最初、しがない業務用ミキサーのセールスマンだったクロック氏が、段々と兄弟がつくった企業を乗っ取っていくように語られるのであまり良い印象を持てないかもしれません。しかし、彼の仕事への向き合い方はいくつかの事を証明しています。そのひとつは生前のクロック氏が口にしていたという「自分で仕事をしなさい。しかし1人ではしないように」「1人だけではみんなで力を合わせたほどのことはできない。」という言葉からもわかるとおり、自力だけで得られる成功は小規模に過ぎず、周囲を巻き込む事こそが大きな成功を掴む秘訣だという事です。

マクドナルドの成功の裏には、商品製造業者やフランチャイズのオーナー・従業員など、多くの人々の参加があります。人気商品は、フランチャイズのアイディアによって作り出されたものです。クロック氏がつくったものは、いくつかのサービスやコスト処理、価値創出に関する活動が自動的に進んでいくプラットフォームです。クロック氏がすべての売れ筋商品やシステムを生み出したわけではありません。

彼はこうも言っていました。「金と活気を注ぎ込めば、町はマクドナルドを覚えてくれる。」
人を動かすには投資も必要です。

国内のビジネスでも一人で規模を大きくするには限界があります。当然、越境販売においてはさらに周囲の協力が必要です。これから自社商品の越境販売を検討している方は何より、それぞれ専門的な人員を集め、社内・外でチームをつくる事を意識して頂ければと思います。

実際にどんな人々が必要なのか、などでお悩みであればお気軽にご相談下さい。

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