安藤志穂美さんのインスタグラム写真 - (安藤志穂美Instagram)「次に鶏についてお話させてください。  鶏は3歩歩いたら忘れるとか、他の家畜動物と比べて、意思疎通ができないと思われがちですが、そんな事はありません。 仲間を認識したり、飼い主の顔も覚える知能を持っています。実は鶏も人に懐きます🐓  鶏はとても感受性が豊かで、仲間や飼い主に感情移入をする共感性も持っています。 神経学者により、鶏の高い知覚や認知能力も明らかにされています。 本来、鶏は家族や仲間と一緒に過ごす事が好きで、子供に対する愛情が大きな動物で、オス鶏は家族を守る役割を担って家族を敵から守ろうとします。 決して馬鹿な生き物ではありません。  そんな中で、養鶏場と言う場所はいかに残酷で、ゴミ同然に鶏を扱っているというのはご存知ですか? 養鶏場にはメス鶏しかいません。 採卵鶏と呼ばれる、いわゆる卵を採る為に生かされている鶏です。 年間、1億羽以上出荷されています。 バタリーケージという、ワイヤーで出来た、物凄く狭いケージに入れられます。 一羽ずつではありません、狭いケージにギリギリまで押し込まれ、身動きも出来ず、他の鶏からの圧迫で窒息死や圧迫死をしてしまう鶏もたくさんいます。 首や足が折れてしまったりする子も沢山いるんです。 自分の身体よりも小さいスペースしかありません。 窓も無く、光を浴びることもできず、暗い部屋でこのバタリーケージは世界中から非難を浴びている程、残酷な飼育方法です。 日本の生産の95%以上がこのバタリーケージで飼育された鶏の卵です。 あまりにも残酷だという事で廃止した国もあります。  そこで死ぬまで卵を産み落とさせられますが、もちろん自分で卵を温め、子を育てることは許されません。  産まれてきたのがメスであれば、採卵鶏として母鶏と同じ運命を辿ることになり、 オスのひな鳥であった場合、飼育するスペースも無い上に、生かしておく価値がないので食肉用の施設に送られるか、多くは産まれたその瞬間に殺処分です。 殺処分といっても、生きたまま焼却炉で燃やしたり、水に沈めたり袋に入れて窒息死をさせたり、圧死や専用の機械で粉砕など、処分の仕方もゴミ同様の扱いを受けます。麻酔で安楽死なんて絶対にありません。 生まれてきて数秒でその子の人生は終わります。  他の国ではオスのひな鳥の殺処分を廃止する国もあり、日本はとことん家畜動物のアニマルウェルフェアや愛護という部分でかなり遅れているのが分かります。 動物の扱い方でその国の民度が分かると言われているように、とても恥ずかしい事なんです。  1度バタリーケージというのを調べてみてください。  そして、家畜の中でも特に生産量が多いのが鶏肉だと言われています。 もちろん卵を産めなくなった鶏は人間から卵を搾取される人生を終えたと思えば、のんびりと陽の当たる場所で余生を過ごす事も許されず、最後に待ち受けているのは他の家畜と同様、肉になる為に屠殺です。 採卵鶏の肉の多くは、加工肉や出汁用のチキンエキスとして使われます。 屠殺場に向かう時が生まれて初めて外の空気を吸う時ですが、鶏はパニック陥り、聞いた事ないような声で鳴きます。 運ばれるトラックでは更に狭くなり、身動き1つ取れません、籠を重ねるので天井も低くなり、ちゃんと立つ体勢すらできません。そのまま屠殺されるまで1日放置です。水すら飲ませません。 屠殺は生きたまま首を切られ、逆さに吊るされ、自分の血で窒息する子もいます。 まだ意識あるうちに熱湯に入れられ溺れて死んでいきます。 生きている間にも相当の虐待を受けているにも関わらず、オスとして生まれ来る事も許されず、メスとして死ぬまで身動き1つできない場所で何度も何度も卵を産まされ、 この飼育環境を理解して納得して、全て知った上で卵を買ってる人はどれくらいいますか?  卵というのは、鶏が勝手に自然に産み落としたものを人間が取ってるわけではないんです。 鶏は卵を産むのに踏ん張って30〜40分かけて産みます。 鶏の体の大きさや体力からすると、人間の出産同様に大変な事なんです。それが命尽きるまで続きます。 無精卵、有精卵、そんなの関係ありません。どちらもこの子達が産まされた卵です。  ちなみに卵に含まれるコレステロールで心臓血管系や死亡率が18%上がる事も、調査結果で明らかになっています。 要するに、身体に良いと言われていた卵が、実はとても身体に悪いものだったと分かったのです。  もちろん買わない、食べない事が生産を減らし、犠牲になる動物を減らす1番の解決策になりますが、卵は私たちにとってあまりにも身近なものすぎて急に食べるのをやめようなんて、人によっては難しいかもしれません。 もし少しでもこの現実に反対してくださる方がいたら、ケージフリーでストレスを減らして育った鶏の卵をがあります🥚 バタリーケージの卵よりはお値段は張りますが… とは言ってもケージフリーでもバタリーケージでも、最後は必ず殺されてしまう命です。 どちらも人間のエゴでしかないことは確かなので、少しずつ動物性を減らせていけたらいいですね! ※写真の場所は養鶏場ではありません。 たまたま通った所で飼われていた鶏です🐓 私の腕に砂が沢山ついてるのはスルーしてください🙄  #鶏 #ニワトリ #鶏肉 #養鶏場 #家畜 #卵 #採卵鶏」6月23日 23時42分 - shiomi_ando

安藤志穂美のインスタグラム(shiomi_ando) - 6月23日 23時42分


次に鶏についてお話させてください。

鶏は3歩歩いたら忘れるとか、他の家畜動物と比べて、意思疎通ができないと思われがちですが、そんな事はありません。
仲間を認識したり、飼い主の顔も覚える知能を持っています。実は鶏も人に懐きます🐓
鶏はとても感受性が豊かで、仲間や飼い主に感情移入をする共感性も持っています。
神経学者により、鶏の高い知覚や認知能力も明らかにされています。
本来、鶏は家族や仲間と一緒に過ごす事が好きで、子供に対する愛情が大きな動物で、オス鶏は家族を守る役割を担って家族を敵から守ろうとします。
決して馬鹿な生き物ではありません。

そんな中で、養鶏場と言う場所はいかに残酷で、ゴミ同然に鶏を扱っているというのはご存知ですか?
養鶏場にはメス鶏しかいません。
採卵鶏と呼ばれる、いわゆる卵を採る為に生かされている鶏です。
年間、1億羽以上出荷されています。
バタリーケージという、ワイヤーで出来た、物凄く狭いケージに入れられます。
一羽ずつではありません、狭いケージにギリギリまで押し込まれ、身動きも出来ず、他の鶏からの圧迫で窒息死や圧迫死をしてしまう鶏もたくさんいます。
首や足が折れてしまったりする子も沢山いるんです。
自分の身体よりも小さいスペースしかありません。
窓も無く、光を浴びることもできず、暗い部屋でこのバタリーケージは世界中から非難を浴びている程、残酷な飼育方法です。
日本の生産の95%以上がこのバタリーケージで飼育された鶏の卵です。
あまりにも残酷だという事で廃止した国もあります。

そこで死ぬまで卵を産み落とさせられますが、もちろん自分で卵を温め、子を育てることは許されません。

産まれてきたのがメスであれば、採卵鶏として母鶏と同じ運命を辿ることになり、
オスのひな鳥であった場合、飼育するスペースも無い上に、生かしておく価値がないので食肉用の施設に送られるか、多くは産まれたその瞬間に殺処分です。
殺処分といっても、生きたまま焼却炉で燃やしたり、水に沈めたり袋に入れて窒息死をさせたり、圧死や専用の機械で粉砕など、処分の仕方もゴミ同様の扱いを受けます。麻酔で安楽死なんて絶対にありません。
生まれてきて数秒でその子の人生は終わります。

他の国ではオスのひな鳥の殺処分を廃止する国もあり、日本はとことん家畜動物のアニマルウェルフェアや愛護という部分でかなり遅れているのが分かります。
動物の扱い方でその国の民度が分かると言われているように、とても恥ずかしい事なんです。

1度バタリーケージというのを調べてみてください。

そして、家畜の中でも特に生産量が多いのが鶏肉だと言われています。
もちろん卵を産めなくなった鶏は人間から卵を搾取される人生を終えたと思えば、のんびりと陽の当たる場所で余生を過ごす事も許されず、最後に待ち受けているのは他の家畜と同様、肉になる為に屠殺です。
採卵鶏の肉の多くは、加工肉や出汁用のチキンエキスとして使われます。
屠殺場に向かう時が生まれて初めて外の空気を吸う時ですが、鶏はパニック陥り、聞いた事ないような声で鳴きます。
運ばれるトラックでは更に狭くなり、身動き1つ取れません、籠を重ねるので天井も低くなり、ちゃんと立つ体勢すらできません。そのまま屠殺されるまで1日放置です。水すら飲ませません。
屠殺は生きたまま首を切られ、逆さに吊るされ、自分の血で窒息する子もいます。
まだ意識あるうちに熱湯に入れられ溺れて死んでいきます。
生きている間にも相当の虐待を受けているにも関わらず、オスとして生まれ来る事も許されず、メスとして死ぬまで身動き1つできない場所で何度も何度も卵を産まされ、
この飼育環境を理解して納得して、全て知った上で卵を買ってる人はどれくらいいますか?

卵というのは、鶏が勝手に自然に産み落としたものを人間が取ってるわけではないんです。
鶏は卵を産むのに踏ん張って30〜40分かけて産みます。
鶏の体の大きさや体力からすると、人間の出産同様に大変な事なんです。それが命尽きるまで続きます。
無精卵、有精卵、そんなの関係ありません。どちらもこの子達が産まされた卵です。

ちなみに卵に含まれるコレステロールで心臓血管系や死亡率が18%上がる事も、調査結果で明らかになっています。
要するに、身体に良いと言われていた卵が、実はとても身体に悪いものだったと分かったのです。

もちろん買わない、食べない事が生産を減らし、犠牲になる動物を減らす1番の解決策になりますが、卵は私たちにとってあまりにも身近なものすぎて急に食べるのをやめようなんて、人によっては難しいかもしれません。
もし少しでもこの現実に反対してくださる方がいたら、ケージフリーでストレスを減らして育った鶏の卵をがあります🥚
バタリーケージの卵よりはお値段は張りますが…
とは言ってもケージフリーでもバタリーケージでも、最後は必ず殺されてしまう命です。
どちらも人間のエゴでしかないことは確かなので、少しずつ動物性を減らせていけたらいいですね! ※写真の場所は養鶏場ではありません。
たまたま通った所で飼われていた鶏です🐓
私の腕に砂が沢山ついてるのはスルーしてください🙄

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2019/6/23

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