安藤志穂美のインスタグラム(shiomi_ando) - 6月23日 02時22分

ここからは少し悲しいお話です。
ここの牛舎は比較的かなり綺麗な方なので伝わりにくいかもしれませんが…

知らない方が多いと思いますので、これを機に知って頂けたら幸いです。

まず、牛舎という場所にオスはほぼ存在しません。
繋がれているのはほぼメスです🐄
何故かというと、牛舎にいるのは乳牛（ホルスタイン）として、人間用の牛乳を作るために居るからです。
多くの酪農家はこのつなぎ飼いですが、見ての通り体勢を変えることもできません。その場に立つか、座るか、寝るか。それだけです。

１枚目の動画は出産を終えて、子牛を人間に取られたばかりの牛でかなりナイーブになっていて近寄ろうとするだけで、足で地面をかいたりして威嚇をしてきます。
乳牛は子牛を産み落としてから、すぐに人間によって取り上げられます。
何故かというと、子牛に人間用のミルクを飲まれたら困るからです。
本来、牛に限らず哺乳類は人間と同様、親子愛が非常に大きな動物です。
子牛を取られた母牛は何日も何日も鳴き続けます。
悲しいことに、取り上げられたら2度と我が子に会うことはできません。
それどころか母牛は自分の目の前で、人間に我が子が殴られ蹴られたりして連れてかれる所も見てしまうんです。
そして１度も母乳を飲ませる事もできないまま、別れ悲しむのです。
その後も何度も人間によって人工授精させられ、産まされ、奪われ、そんな生活を5〜7年間強制的に送らされます。
本来、牛は20才くらいまで生きられるはずなんです。
牛が鼻輪をしているのは、人間の言うことを聞かせるためです。牛は鼻輪を引っ張ると物凄く痛がります。
もちろん鼻輪の穴を開けるのも麻酔なしです。
鼻輪をして繋いでおく事で逃げられないようにという理由もあります。

そして排泄位置を調整する為に牛の肩上部の部分に電気が通っていて、姿勢がズレると電気ショックを与える作りになっています。
牛舎と商品である牛が排泄物で汚れないようにです。

そして、ここでさらに過酷な人生を辿ることになるのがオスとして生まれた牛です。
メスは基本的に乳牛として使われます。
ですが乳を出さないオスには価値がないとされ、食肉用として扱われるのですが、メスと比べるとその扱いも酷いものです。
２枚目の動画のように基本的に１匹ずつ個別に入れられます。
ここは室内ですが、大体は屋外です。
風邪を引いても治療すらしてもらえず、雨でも台風でも氷点下の真冬でもお構い無しに放置され、冷たい床の上でオスは震えて眠るのです。
仲間と寄り添うだけでも多少の暖はとれるものの、それすら許されないのです。
それだけではなく人間から殴る蹴る、焼く、投げられる等の暴力も待っています。
生まれてすぐに母牛から離され、友達もできず、怖くて怖くて仕方がないと思いませんか？
それでも必死に生きようとし、ある程度の年月を経て、食肉用として屠殺場へ連れていかれ、生きたまま首を切られその子の人生は終わるのです。

乳牛はミルクが出なくなったり、老いてきたり、病気になったりするとそこで生かしておく価値が無くなり、食肉用として今度は同じく生きたまま殺されます。
しかし乳牛は肉が固いという理由から、主にカップ麺やファーストフードの加工肉、犬猫の餌、革製品などに使われる事が多いです。
ちなみにバターなどに使われるのは乳牛ですが（ジャージー）という種類の牛で、また別です。

牛乳はただ乳搾りをして、牛には何も負担はかかっていないと思ってませんでしたか？

とんでもないです。
あなたの食卓に並んでる肉にも、牛乳も含めて乳製品にも、私たちには想像できない程の彼らの苦しみと悲しさの過去と、そして何より人間の身勝手な残酷さによって作られたものなんです。
幸せになりたいと願いながら必死に耐えて、生きてきた彼らの人生だったんですよ。

生まれたその瞬間から、人間からとことん搾取され、信用していたはずの酪農の飼育員からも裏切られ、食肉として売られ、
やっとその場所から出られたと思ったら、仲間の叫び声と血と肉の匂いが立ち込める場所で更に苦しみながら命まで奪われる。
こんなに頑張って必死に生きてきたのに彼らが存在していた事さえ、誰も気にも止めず、まるでゴミのよう。
こんな悲しい事があっていいんでしょうか？
あぁやっと死ねるね！と安堵してしまう程の、辛い人生だったはずです。

ちなみに何度か話してるかもしれませんが、人間は牛乳からカルシウムは吸収できません。
物心つく前に乳離れしたはずの人間が、他の生き物の母乳を飲むって何事なのかと思いませんか？
乳製品は乳がん、子宮ガン、前立腺ガンなどのリスクが格段に上がると言われています。

じゃあ何故、医者はカルシウムに牛乳を進めるのか、何故、世に乳製品が出回るのかというと政府が大きく絡んでいます。
まさに闇。裏組織です。

以前投稿したデモの記事で説明してますので、読んでみてください。

#animalrights #vegetarian #動物虐待 #工場畜産反対 #家畜 #酪農家 #肉 #乳牛

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yumotoharuhito 突然のコメント申し訳ありません。　確かに人間の為に動物が虐げられている事は悲しい事実です。　でも私はそれであれば「生きている物」は全て「何かの犠牲の上に立っている」それは「草木」や「魚」など全て「人間に食べられるために生きているのではない」し動物をペットにするのも、それは「動物が望んでいる事ではない」と思います。　『生き物は皆、生を自分で全うしてこそ。　そこには人間の介入は無い事が生き物の幸せであり、それが病死であろうと餓死であろうと個の生命が全うした生』だと思います。　人間の為に動物が家畜され劣悪な環境にいる。確かに可哀想だと思います。では可哀想なのは動物だけですか？「野菜」や「魚」「花」は？自然の中で生きているから？「養殖」や「栽培」は？全て人間の為の収穫・生産ですよ？と思ってしまいます。　私の考え方が完全に正しいとは思いません。　皆さんそれぞれの思いはあります。　自分には「自分の命」の栄養となってくれている「生き物たち」に感謝で『いただきます』『ご馳走さまでした』と思い言うことが人間の出来る事なのではないかな？と思います。　不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。　私、一個人の勝手な価値観です。

ayo__yasui カルシウムは牛乳に含まれていますが、牛乳を飲んでもカルシウムは吸収出来ないです。 人間は牛乳のタンパク質カゼインを分解する機能を持っていないので、胃や腸にも大きな負担がかかります。 牛乳や乳製品に限らず、動物性食品が好きな人の屁が臭いのは消化出来ていない証拠です。 牛乳を飲むと人体は弱酸性に傾きますが人体は弱酸性を保とうとして、その際骨のカルシウムを使って中和します。 結果、摂り込んだカルシウムよりも出ていくカルシウムの方が多くなってしまうというメカニズムです。 牛の母乳を人間が飲んで身体に良いわけがないのは当たり前です💦 更に人間が飲んだり食べたりする動物性食品の全ては、遺伝子組換え作物、抗生物質、ステロイド、成長ホルモン剤を大量に投与されています。要するにただの毒です🍀

ayo__yasui 牛乳が身体に良い、健康に良い、カルシウムになるというのは全て神話です。1940年代にアメリカの小児科医が書いた「牛乳が良い」という内容の育児書が日本に出回りましたが、最終的には「牛乳は摂らない方が良い、菜食を勧める」という内容で改訂版が出版されました。 ですがおそらく意図的に？改訂版だけが日本で発売されませんでした。 何が真実で間違いなのかわからないと言う方もいますが、臭いおならが出ると言うことは消化出来ていないということです。 消化出来ていないということは、それが私達にとって食べ物や飲み物ではないということです。 身体が教えてくれています。

luke.pochi とても分かりやすいお話をありがとうございます。沢山の人の目に触れることを願っています。わたしも以前は動物性のものを食べないことは周りの人に言ってましたが、勧めることはありませんでした。でも、それでは何も変わらないと思い、周りの人に積極的に現実を話すようにしています。拒否の人もいますが、最後まで聞いてくれる人もいます。インスタグラムを見ない人にはなかなか伝わりにくいですが、伝えることが大切と思っています。たとえ鬱陶しく思われたり変人と思われても、自分が正しいと思っていますから平気です。少しずつでも肉食やめる人を増やしたいです。

hide7231 私なら愛情かけて育てた動物は殺せません。愛情かけて育てた存在を殺ろすということ自体矛盾してる。 商品、お金のなる木としてが抜けてる。 〜牧場とか、触れ合う場所でありながら、食べてる存在であることを子供はもちろん連れてる親達ですら意識はないですね。僕は父親が言ってたことをいい大人になってから気づいた感じですが。 狩猟採集民や雪深い山奥に暮らしてやむを得ない環境で生きる人には必要悪なのかもしれないし。 食肉業界や食の流通には、まぁ根深い問題ありそうですね。政府や旧身分制度やら、他国の方がらみとか。

mithee7 突然コメント失礼します。 本当に何が幸せなのか？ 一部だけを見て偏った見方だけはやめて欲しいです。 動物の 幸せを思ってるのはどんな人だって同じです。 人間が幸せだと思う事が、必ずしも動物にとって幸せだとは、限りません。 そもそも、ペットを飼うこと自体も 人間のエゴだと思います。 家畜だからこそ、ペット以上の愛情を注いでいる事を知ってほしいです。 そーゆー見方でしか、感じる事が出来ないのは心が貧しいと思います。

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