猫沢エミさんのインスタグラム写真 - (猫沢エミInstagram)「《パリ・盗難日記 / 15日目》後編②（長すぎて！😆） cerfaのサイトは、相変わらず動かなかった。PCの前に張り付いていても何も変わらないと、お昼ごはんをふみこ姐 @whereisfumiko の家にお呼ばれに行く。行きのメトロの中で、小林さん @takanobu_koba の新刊『妻が余命宣告された時、僕は保護犬を飼うことにした』読み始めたら、これは涙を流したい時に流せる家で読まなくてはいけないとファイルを閉じた。これまで私の中で、仲良しなのにふんわりと、どこか捉えどころがなかった小林さんの輪郭が見え始めた（感想は、全部読んでからきちんと書きます。とても素晴らしい愛と命の本）。ふみこ姐のカルボナーラとザ・女子猫キボちゃんの艶っぽさに癒されて帰宅。サイトを開かなきゃ…….と思いつつ、ベッドに一度突っ伏したら、そのまま3時間も眠ってしまっていた。コーヒーを煽り、目を覚ましてから再びcerfaのサイトを開くと、2日間動かなかったページが動いた！止まっていたePhoto（デジタル番号付きの証明写真データ）のデータ登録後、メールでついにデュプリカタが送られてきた‼️ サイトが動いたのは、たまたまかもしれないけれど、昼間の黄色いコミッサリアで、ムッシュが電話をかけてくれたのが功を奏したのか？　私の突撃役所巡りは無駄ではなかったということか？全貌は定かじゃないけど、これで本当に安心して日本に行ける。二度目のヴァカンスNGより、今回の盗難余波の問題最難関で、生きた心地がしなかったここ１週間。コロナを境に、社会手続きがすべてネット申請に切り替わったのはいいが、インフラ整備が遅れていてる印象が否めない。今回のようなシステムエラーによって袋小路、は、今後しばらく続くのかもしれない。そして、少し前までのフランスにあった〝駆け込んで訴えればなんとかなる〟ヒューマン対応はこの先どんどん減っていくのかと思うと、ちょっと寂しい気もする。たくさんの友達や彼の助けを借りたものの、実際ひとりで取った、はじめての証明書だとデュプリカタをじっと眺めた。今夜は安心して眠れるな……とベッドに入ったが、ここ数週間、ずっと緊張が解けなくて体がこわばっていたせいか、背中が痛くて眠れない。痛み止めシップあったな……..と取り出してみるも、ひとりでは貼れない場所で、一か八かでエイっと背中に放り投げてみたら、クシャクシャのままピッと張り付いたので、ゴロゴロするなと思いつつも、そのままベッドに潜り込んだ。 #猫パリ　#猫沢エミのインターナショナル五十路ライフシフト #猫沢エミリーパリへ行く #猫沢エミのパリ盗難日記」10月27日 21時38分