内田真美のインスタグラム(_mamiuchida_) - 10月17日 10時33分

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11月初旬に新刊が発売されます。
「内田真美の日々スープ」
Amazon等予約が始まっております。

「体に火が灯るね。」
秋冬の頃、スープが喉元を過ぎ体の芯に届くと幾度となくわが家で交わされる言葉です。
何しろスープが好きなわが家では、自宅の食卓はもちろんのこと、旅先のメニューでも真っ先に広げて確認する項目です。子供が小さい頃から親しんできたポタージュにはじまり、各国での感嘆したスープに、日常に寄り添うような季節のスープ。
共に生活の中で繰り返し作り続けたスープです。

食材を刻み、水と合わせ、火にかける。
鍋の中で食材と水だったのものが料理としてそこに現れる。
その液体は、体を温め、身も心も潤してくれると思っています。
そして、その日少しだけ多めに作ったスープは、明日の私を助けてくれる。
子供の成長の傍にはスープがあり、私も年を重ねてここ数年、スープに心身ともに助けられているように強く感じています。今の生活様式を考えると、スープはきっと老若男女すべての人にとって自分を労り助けてくれるものであるはずと思います。
ひとまず、季節の食材を刻み、水とともに火にかけてみて下さい。あたたかなスープは私を今日も明日も助けてくれる心強い料理になると思います。

そのスープに合わせてセイボリークイックブレッドもご紹介しています。
焼き立てはご馳走だと思います。
セイボリー（塩味）のクイックブレッドは、発酵の待ち時間もなく気軽に作れるところが良点。
平日には難しいかもしれませんが、休日のブランチや朝食に作り、また多めに焼いておいて平日のお供にも。
好きな具材を入れられるのも嬉しいものです。
作り慣れていった先に、ご自分の日常の新しいメニューのひとつになれば幸いです。

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