福田里香のインスタグラム(riccafukuda) - 4月16日 08時01分
私の好きな #料理本リレー
🍭🏃🏽♀️🏃🏽🥄🏃🏽♀️🏃🏽🍡🏃🏽♀️🏃🏽🌭🏃🏽♀️🏃🏽🍢
主婦と生活社の料理編集部
料理の本さん @ryourinohon から
スタートしたリレーです。
料理書籍を中心に
暮らし回りの物事に明るい編集者
#田中のり子 さん @noricoco0427 から
バトンをいただきました。
#いちじく好きのためのレシピ の
編集者というご縁もありますが
#暮らしが変わる仕事 や
#からだとこころを整える という
積み重ねた誠実な取材から
生まれた2冊の本の著者です。
🧺🍒🌿🥾📝👛🪑🧵🍳🧸🧴🧺📒
📚📚では私の好きな料理本です📚📚
🥯🥨🥯🥨🥯🥨🥯🥨🥯🥨🥯🥨🥯
『堀井和子の気ままなパンの本』
#堀井和子 著・白馬出版
初版は1987年。堀井さんの初単行本だ。
「ニューヨークで出会った
いろいろの国のいろいろなパン」
とあるように本書は #装苑 誌に連載した
「シンプリシティ・イン・ニューヨーク」
が下敷きだ。
OLIVEのイメージ強いけど
最初に発見したのは装苑よ。
この装苑の連載がすごくよかった。
連載担当は、関直子さん。
(のちの装苑&ミセス編集長)
20代の時、書籍化の有無を聞きたくて
文化出版局に直電したことがある。
ご対応くださったのが
当時、書籍部の渡辺紀子(P)さん。
すみません、あれは私です。
堀井さんの本は
シンガーソングライターの魅力に似ている。
たとえばジョニ・ミッチェルとか 。
・
「わたし ひとりで
料理も 撮影も スタイリングも
それから 文章も 書けるわ
挿絵も 自分で 描きたい
そのほうが うんと 素敵よ
お願い 自分で やりたいの
デザイナーもタイトルも 選びたい
ひと任せなんかには できないわ」
・
とこの本の行間は歌う。
TASTEがある、というのは
こういう仕事をするひとのことだ。
つまり最高!
🍩🍦🍪🍮🍭🍨🥧🧁🍫🍰🥮🍧🍿
『勝手におやつ』L’espace編・文化出版局
綺羅星のラインナップに陶然。
編者は堀井本のデザインを手がけた
女子2人組のデザイナー #lespace。
個人的な白眉は
#CUEL ・ #ハギワラトシコ さん。
「まるいおやつとぐうたらおやつ」
なんてテーマなんだ!おもしろい。
ホールケーキを輪切りにして
DOTS CAKEと名付けるとか…
つまり最高!
当時この本が出るまで
「おやつ」は死語だった。
お菓子をデザートと呼ぶのが流行ってて
おやつという言葉を、ダサく感じ
女性誌まわりの文化圏では
誰もタイトルやリードに使ってなかった。
ちなみに現在は「デザート」だと
なんかラグジュアリーすぎて
「スイーツ呼び」が主流。
だけど、レスパースが一瞬であざやかに
おやつって語感=かわいいし、おいしいから
むしろ積極的に使いたい、に変えた。
89年のレスパースの才気
私はずっと覚えてるよ。
TASTEがある、というのはこういう
仕事をするひとのことだ。
つまり最高!
🍋⚖️🍋⚗🍋🧑🏼🔬️🍋🧪🍋🧫🍋🗒🍋🔍
『レモンと実験』
A・ハリス・ストーン著・福音館
帯には
レモンを使ったおもしろい実験24!
あなたも「りっぱな科学者」になれます。
とある。
この本のすごいところは「実験結果」が
どこにも書いてないことだ。
自分でやったひとにしか答えがわからない。 「色が変わる」章はこんな調子。
レモン汁を赤キャベツの汁に入れよう。
ほうれん草の汁に入れたら色はどうなった?
汁は八百屋で売っていません。
汁はどうやって作る?
指示薬をかえたらどうなる?
紅茶に重曹を入れたら?重曹は酸性?
本書は料理本と紙一重。
料理は食べることで結果を計る化学実験だ。
レモンでワクワクした原体験が
この職業に進ませました。
🍊🍋🍊🍋🍊🍋🍊🍋🍊🍋🍊🍋🍊
手前味噌本は、1995年に出版の
『オレンジとレモンのお菓子』文化出版局
好きなページを広げてみました。
マカロン、早かったですね。
出版社は文化出版局。
編集は東林牧子さん。
堀井さんやハギワラさんの本を
出した会社の編集者さんに
企画が通っ(てしまっ)たのです。
装丁はL’espace。
撮影は長嶺輝明さん。
装幀はハードカバー。
食材は柑橘類。
憧れを何重にも掛け合わせた光栄な一冊。
🍭🏃🏽♀️🏃🏽🥄🏃🏽♀️🏃🏽🍡🏃🏽♀️🏃🏽🌭🏃🏽♀️🏃🏽🍢
次のバトンはgoma @gomatokyo の
中村亮子ちゃん @ryocolatoo と
アラキミカちゃん @micagoma 。
2000年からの数年間、
一緒にCUELトリビュートな
フードイベントをたくさん開催した仲です。
#料理本リレー
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
1,927
65
2020/4/16