三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「今年、そして平成の日経平均の値動きを振り返ります。  2019年の大納会、12月30日の日経平均株価は、 前営業日比181円10銭安の2万3656円62銭と続落したものの、 年末の終値としては1990年以来となる高水準で終えました。 また日経平均は年間では3641.85円高(+18.2%)と2年ぶりに上昇しています。 2019年は Sell in May,and go away. don’t come back until St Leger day.という相場格言がピッタリハマるような値動きだったと感じます。 5月のゴールデンウィーク最終日から大きく下がり、9月から上昇しましたね。 米中貿易摩擦のニュースやトランプ大統領のツイートに振られた一年だったとも言えます。 FRBが3度の利下げをしたことがポジティブサプライズでしたね!  また2019年は平成から令和へと時代が移り変わりましたね。平成の日経平均を振り返りますと、平成元年(1989年)12月29日に、日経平均株価は3万8915円の史上最高値を記録、その後バブルが崩壊。 90年代後半には金融機関の相次ぐ破綻や2000年末のITバブル崩壊もありましたが、 平成の1番の安値は2008年9月のリーマンショック後10月28日につけた6994円90銭でした。 2012年からのアベノミクス相場では総じて安定上昇の最中と言えると思いますが、平成を通じては日経平均は約26%下落となっています。  さて足元の値動きに戻りますと、 日経平均は23700円を挟んでのこう着ではありますが、テクニカル面ではセンチメントの強弱感にも影響を与える25日線レベルまで下げてきており、これが支持線として機能するかを見極めたいところでしょう。 年末年始の動向次第というところもあるかと。 底堅さは意識されていましたが、為替市場では円相場が円高に振れて推移しているほか、何よりも6連休を挟むことからポジションを圧縮する流れにもつながったようです。 また、個人主体の材料株物色についても前場段階で短期筋の売買は一巡した格好であり、後場は様子見を決め込む参加者が大勢だったように感じられます。 日本が休みの間に米国では1月2日に12月製造業PMI改定値、3日には12月ISM製造業景況指数といった経済指標の発表を控えているほか、北朝鮮情勢への警戒感も根強いことから、想定内の一服といったところでしょう。 ポジション圧縮が進んだこともあり、年明け以降、改めて物色意欲が高まるかが注目されるところ。まずは連休中の海外情勢を見守りたいところです。  明日は今年のダウの値動きを振り返りたいと思います。」12月30日 18時56分 - chiekomitsui

三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 12月30日 18時56分


今年、そして平成の日経平均の値動きを振り返ります。

2019年の大納会、12月30日の日経平均株価は、
前営業日比181円10銭安の2万3656円62銭と続落したものの、
年末の終値としては1990年以来となる高水準で終えました。
また日経平均は年間では3641.85円高(+18.2%)と2年ぶりに上昇しています。
2019年は
Sell in May,and go away.
don’t come back until St Leger day.という相場格言がピッタリハマるような値動きだったと感じます。
5月のゴールデンウィーク最終日から大きく下がり、9月から上昇しましたね。
米中貿易摩擦のニュースやトランプ大統領のツイートに振られた一年だったとも言えます。
FRBが3度の利下げをしたことがポジティブサプライズでしたね!

また2019年は平成から令和へと時代が移り変わりましたね。平成の日経平均を振り返りますと、平成元年(1989年)12月29日に、日経平均株価は3万8915円の史上最高値を記録、その後バブルが崩壊。
90年代後半には金融機関の相次ぐ破綻や2000年末のITバブル崩壊もありましたが、
平成の1番の安値は2008年9月のリーマンショック後10月28日につけた6994円90銭でした。
2012年からのアベノミクス相場では総じて安定上昇の最中と言えると思いますが、平成を通じては日経平均は約26%下落となっています。
さて足元の値動きに戻りますと、
日経平均は23700円を挟んでのこう着ではありますが、テクニカル面ではセンチメントの強弱感にも影響を与える25日線レベルまで下げてきており、これが支持線として機能するかを見極めたいところでしょう。
年末年始の動向次第というところもあるかと。
底堅さは意識されていましたが、為替市場では円相場が円高に振れて推移しているほか、何よりも6連休を挟むことからポジションを圧縮する流れにもつながったようです。
また、個人主体の材料株物色についても前場段階で短期筋の売買は一巡した格好であり、後場は様子見を決め込む参加者が大勢だったように感じられます。
日本が休みの間に米国では1月2日に12月製造業PMI改定値、3日には12月ISM製造業景況指数といった経済指標の発表を控えているほか、北朝鮮情勢への警戒感も根強いことから、想定内の一服といったところでしょう。
ポジション圧縮が進んだこともあり、年明け以降、改めて物色意欲が高まるかが注目されるところ。まずは連休中の海外情勢を見守りたいところです。

明日は今年のダウの値動きを振り返りたいと思います。


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2019/12/30

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