三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 12月3日 23時14分

さて11月、また先週の相場を振り返りましょう。

11月はハイテク株のナスダックが月足で10.7%と大きく上昇。
ダウ平均も2898ドル、約8.8%の上昇でした。
先週は週足で主要3指数が上昇、なかでもダウが好調。週末12月1日の終値は3万6245ドル50セントと4日続伸し、連日で年初来高値を更新しました。
先週はFRB高官からハト寄りな発言が出たことや、パウエルFRB議長が金融緩和の時期を推測するのは時期尚早だと述べており、適切であればさらなる金融引き締めをする用意があるとのこれまで通りの姿勢を示しましたが、現在の政策金利の水準についてかなり引き締め的と表現したことや達成したかったことに到達しつつあると発言したと報じられタコとなどから利上げ打ち止め観測が強まりました。
足元でインフレ指標が鈍化しており、米利上げ終了期待が相場を支えるなかで、7-9月期GDP改定値は前期比年率5.2%増と速報値の4.9%増から上方修正されたほか、
ベージュブックは経済活動が減速したという内容だったことなどからソフトランディング、ゴルディロックス相場への期待感が継続する結果と取られたよう。
また11月の米ISM製造業景況感指数が46.7と市場予想の47.7を下回ったこともあり、
週間で見ても米長期金利が継続して低下していることが株式市場に寄与しました。
加えてイスラエルとハマスの休戦で地政学リスクが後退したことも好感されたよう。
先週の日経平均株価は週間で194円2銭の下落となり、5週ぶりに反落となりました。

今週は米雇用統計がありますね！
また8日にメジャーSQ算出日を控えています。
個人的には8日発表の景気ウォッチャー調査も、
日本の個別株の手掛かりにもチェックしたいです。
今週もよろしくお願い致します。

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