三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 12月15日 17時56分

先週のマーケットを振り返ってみましょう。

先週の米市場は主要3指数が揃って上昇。
日経平均株価は13日に前日比598円29銭高の2万4023円10銭と今年最大の上げ幅で続伸し、1年2カ月ぶりに節目の2万4000円を上回って年初来高値を更新しました。
また香港ハンセン指数が大幅に上昇したことも投資家心理改善に寄与しています。

先週は重要イベント目白押しで様子見ムードでしたが、
週半ばのFOMCでは予想されていた通り利下げ見送り、来年の利上げはなさそうで2021年が利上げ一回、2022年も利上げ一回予想と、金融緩和状態が継続するという見通しから買いが優勢に。
また週末は
○米中通商問題の第1段階合意
○英総選挙で与党・保守党が単独過半数を
○2020年の経済政策方針を決める中国の重要会議、中央経済工作会議で積極的な財政政策で穏健な金融政策の継続が示された
と、重要イベントがポジティブな予想とおりに無事に通過したことが買材料となりました。
米国10年債利回りは米中合意報道から大きく上昇し、イールドカーブの状態を見ても、
またチャートの形を見ても株価上昇に強気、と個人的には判断しております。
参考になれば幸いです。

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