三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 11月5日 16時44分


先週の相場を振り返りましょう。
先週の米市場は上昇。主要3指数は週足で5%を超える大幅上昇となりダウの上げ幅は1600ドルを超える勢いでした。

中東情勢の緊迫化が意識されるなかでの中銀ウィークでした。
10月31日日銀の金融政策決定会合では日銀はイールドカーブ・コントロールの再修正を決めましたが、大幅な政策変更がなかったことが好感されました。
1日のFOMCで政策金利は据え置きとなり、2会合連続で追加利上げを見送りました。
声明文では家計や企業の金融環境が引き締まっているというのも利上げ終わるのことを示唆しており、パウエルFRB議長の記者会見では年内にあと1回の利上げ予想に固執しない考えを示したことでこのまま利上げがもう行われない可能性が意識されているよう。
FOMCの結果や発言を受けて、FRBの引き締め長期化への懸念薄れたことが株高につながりました。
イングランド銀行も政策金利を2会合連続で据え置いています。(政策金利は年5.25%に据え置き)

経済発表では2日の週間の新規失業保険申請件数が21万7000件と市場予想を上振れ、前回分も上方修正したことで労働市場の逼迫懸念が後退したほか、2023年7-9月期の米労働生産性指数(速報値)で労働コストが3四半期ぶりに低下(賃金インフレの鈍化を示唆)したことに続いて労働需給の逼迫が緩和していることが好感されています。
3日発表10月米雇用統計では、
失業率予想3.8%→ 結果3.9%
非農業部門雇用者数予想19.0万人増→結果15.0万人
※ 8〜9月分も下方修正
平均賃金は、
前月比予想0.3%→結果0.2%
前年比予想4.1%→結果4.1%
と軟調な結果だったことからFRBの金融引き締めがもうなされないのではとの観測が高まりました。
連日で米長期金利が低下したことが株高につながりました。
週末3日の米市場は上昇。
ダウ平均は、前日比222ドル24セント高の3万4061ドル32セントと5日続伸しています。先週は下げた日がなかったですね。

先週の日経平均株価は週間で958円20銭の上昇。週足で3週ぶりに反発しています。
11月1日にトヨタのグループ主要7社が2023年の中間連結決算を発表、全7社が増収増益となる好調さも相場の押し上げ要因となったよう。
為替市場では10月31日のニューヨークタイムに円は一時1ドル=151円71銭近辺と昨年来の水準となったものの、日銀金融政策決定会合でのイールドカーブ・コントロールの再修正の決定や、令和5年9月28日~令和5年10月27日の日銀の介入実績で介入が無かったことが確認されたこと、米長期金利の下落などから140円台にドル高方向に動きました。
YouTubeでもお伝えしましたが重要イベントを通過して株高方向に動いてきており、その流れがクリスマスラリーまで続く可能性もあります。今週はソフトバンクグループなどの注目の決算発表が多い週ですので個別の取引が活況となりそうです。

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2023/11/5

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