三井智映子さんのインスタグラム写真 - (三井智映子Instagram)「先週の相場を振り返りましょう。 1日のFOMCでFRBが政策金利の据え置きを全会一致で決定し、もう利上げがされないのではという期待感や11月4日に発表された10月の米雇用統計は、総じて予想を下回る内容で雇用情勢の軟化を示したことで長期金利がピークアウトした形になっていることが相場の支えとなっています。その流れは先週も継続。先週は国際通貨基金（IMF）主催のイベントでパウエル議長がインフレを2%のターゲットに戻すために金融政策が十分に景気抑制的な水準に達したかについて確信に至っていない旨の発言をして、追加利上げも除外しないタカ派的な姿勢から米長期金利は再び上昇する場面もあったものの、総じて米長期金利上昇が一服したと言える値動きからハイテク株などを中心に(ナスダックは水曜まで9連騰)買われました。週末10日の米市場は上昇。ダウ平均は前日比391ドル16セント高の3万4283ドル10セントと3日ぶりに反発しています。日本市場では先週の日経平均は週足で618円22銭の上昇。2週続伸となりました。週末10日の日経平均株価は前日比78円35銭安の3万2568円11銭と反落しています。決算発表ラッシュで個別銘柄が活況。ソニーグループやソフトバンクグループが軟調な決算でした。ソフトバンクグループは2023年9月中間連結決算で純損益が1兆4087億円の赤字で投資先企業の株価下落などから赤字幅が拡大しています。今週は10日に格付け会社のムーディーズが米国債の格付け見通しをステーブル（安定的）からネガティブに引き下げたことがどう影響するかに注目を。引き下げの理由は米財政赤字の高止まりと債務支払い能力の低下であるとのこと。ムーディーズは財政計画が議会でまとまらないリスクが高まっているとも指摘しており、17日の債務上限問題、つなぎ予算の期限を迎えることにはご注意ください。 14日の10月消費者物価指数（CPI）や15日の10月小売売上高にも注目です。またバークシャー・ハサウェイが来週後半にも円建て社債の発行条件を決める見通しであると報じられており、日本株の上昇要因となる可能性があります。寒くなってきましたね！今週も良い1週間となりますように！ #投資家女子 #投資家さんとつながりたい #相場概況」11月12日 22時27分