長谷川あかりさんのインスタグラム写真 - (長谷川あかりInstagram)「11月24日、茅乃舎が主催するトークイベント『お雑煮という奇跡』に参加してきました。 11月24日は、和食の日でもあります。そんな特別な日に、日本の多様な食文化を代表する象徴的な食べものであるお雑煮の魅力を語りつくしてきました。ご一緒したのは、お雑煮研究家の粕谷浩子さん、フードライターの白央篤司さん(@hakuo416 )、そして今回のイベントの発起人でもある久原本家茅乃舎の齊藤珠美さん。お恥ずかしながらお雑煮のことはそこまでよく知らないまま、お正月がくるとなぜか当たり前のように食べていたのですが、今回のイベントでお雑煮の歴史(なんと500年以上前から食されているそう)、文化を知り、もう驚くばかり…。特に心に残ったのは、地域や家庭ごとに全く異なる味・具材にも関わらず、それを全て【お雑煮】と呼ぶ面白さ。地域ごとに発展してきた豊かな食文化、さらに小さな単位でみると、家庭ごとに受け継がれ、少しずつ変化してきたひとつひとつのお雑煮の歴史を感じ、胸が熱くなりました。そしてもうひとつ、お雑煮の懐の広さにも感動！私たちのような若い世代は「日本の行事食・伝統食」なんて言われてしまうとどうしても「難しそう」「手がかかりそう」「ちゃんと作らなければならない」と考えすぎてしまい、とてもじゃないけれど手が出せない…！という状態になってしまいがちですが、白央さんが提案して下さったウインナーとお野菜のたっぷり入ったポトフの様なお雑煮をみて、「お雑煮ってこんなにも自由でいいんだ！」とすごく気持ちが軽くなりました。考えてみればお雑煮は、お野菜にたんぱく質、炭水化物をひとさらでバランスよく食べられる、まさに今の時代にぴったりの手軽な完全栄養食。お正月料理としてだけではなく、日常にお雑煮を取り入れる案をみんなで出し合ったりして、とても楽しかったです。お雑煮も含め、少しずつ失われつつある日本の豊かな食文化をどのようにして残していけばよいか…と考える一方、今の生活や暮らしの食事作りで精一杯でそれどころではないのは、もうどうしたって仕方のないことだなと思います。だからこそ、あまり難しく考えすぎず、今の暮らしにフィットする形で毎日の食事に取り入れることができたら、それはとても素敵なことだなと感じました。そのお手伝いができるように、私も頑張ろう。 ※茅乃舎公式Youtubeチャンネルで、100年以上に渡る地域の食を伝えるドキュメンタリー映像『茅乃舎1893～ふるさとの食べごと～』が公開されています。こちらもとても素敵なので、ぜひ。旅したいなあ。 #お雑煮という奇跡 #令和のお雑煮 #pr @kayanoya.official」11月29日 21時58分