猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月17日 00時45分

按田餃子 - Instagrammers Gourmet

今夜は桉田餃子の冷凍餃子に助けてもらう。

私はねー…一旦煮詰まると、とことん煮詰まっちゃうんですよ。無駄に自分を追い詰めるというか。それは長所でも短所でもある。うまく働けば、粘り強くひとつのことを、とことん突き詰めることができるけど、ヘタに働くと、フレキシビリティーを失う。

今日はヘタ、だった。

煮詰まる私に、電話越しの彼がパリから言った。「なにかシンプルなものを食べて、お風呂に入って、早く寝たら？そして、明日の朝早く起きてやればいいじゃない。」と。

彼は、私をよく知っているから頭ごなしには言わない。あくまでも優しく提案して考えさせる。がんこで人の言うことを聞き入れない部分があることをよく知っているのだ。

疲れ切っていた私は、素直に聞き入れた。そして、あれもこれも作ろうと思っていたのをぜんぶやめて、先日、「ねこしき」のフォトグラファーでもあり、 @andagyoza のオーナーでもある陽介さん @mt_erz がくれた餃子をぱぱぱと茹でて、食べることにした。

ハトムギ粉が練り込まれているもちもちの皮と野菜・お肉のバランスがいいヘルシーな餃子を。

今、陽介さんと「ねこしき」のPVを作っている。先日のやりとりメールのなかに、〝イオの闘病時に、友達がくれた桉田餃子にずいぶんと助けられました〟と私が書いたら、その返事の中に「元々、人を包めたらと思って始めた餃子です。」とあって、陽介さんの優しさに包まれた。

陽介さんが「ねこしき」の写真を撮ったから、宣伝で載せているのではない。そもそも陽介さんに会う前から、私は桉田餃子とそのタレの強力なファンで、足繁く通っていた。

「ねこしき」企画が始まって、編集のベッチからフォトグラファー候補の提案があった時、パッと見てグッと引き込まれたのが陽介さんの写真で、あとから桉田餃子のオーナーさんでもあることを知った。

「ねこしき」の写真が素敵なのはそうゆうわけです。人と食をこよなく愛して、深く知っている陽介さんだからこそ、あのような写真が生まれたというわけなのです。

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