猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 3月9日 19時05分

哀しんでばかりじゃいけないなと、買い出しへ出てみたけれど、品物をかごに放り込みながら、うつろな目で涙を流しているへんなおばちゃんになるのだった。

どう考えても哀しいのだから、仕方がない。もはや、なにに哀しんでいるのかもよくわからなくなってしまっている。

壊れかけのレディオ。危機感を感じて、イオちゃんを俯瞰して見てみようと無駄な試みをしてみる。かわいい言ってても、年老いた雌猫じゃないの…なんて。感情と現実を無理に引き剥がそうとすれば、瘡蓋がめくれるだけで、すぐさま「うう…かわいい。あんなかわいくて健気な子、ほかにいるかよ。」って泣けてくる。

イオちゃんとの日々が映画のようにリロードして、ちょっと幸せな気持ちになって、また泣く。

私の涙が、せめてイオが苦しんで流す涙のぶんだったと思うようにしている。

馬鹿だなぁ、私。でも、愛してるんだもの。

この空より高く。

#東京下町時間　#猫沢イオ　#イオの扁平上皮ガン日記

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