猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 2月20日 18時14分

明け方、イオが鳴きながらベッドに潜り込んできたとき、ガタガタと全身を震わせて、正直もうお別れしなくてはいけないのかと思った。

それで、イオと話をしてみた。　

「イオちゃん、頑張らなくてもいいんだよ。そろそろママ、お見送りついて行こうか？」

しばらく身体を温めながら一緒に添い寝して、それから私はベッドを抜け出した。すると、イオがスクと立ち上がり

「おはようアブちゃん、スーちゃん。」

とリビングに出てくるではないの。そして、2〜3日まったく食べなかったカリカリを勢いよく食べ始めた。

振り返ったイオちゃんの顔に、生きる闘志がみなぎって

「ママ、まだよ。ワタシ、まだここにいるわ。」と、はっきり声が聞こえた。

よし！イオちゃん。

午後。痛み止めで楽になって、よく眠ったあと、ふたたびイオちゃんが雄叫びをあげながらリビングに登場し、アブちゃんにこんにちはと挨拶をしてから、またカリカリを食べ始めた。

昨夜の鶏スープ、ちゅ〜る、やわらかごはんは全拒否だったのに。

「そんな病猫の食べるもの、ワタシにはいらないわ。」と言わんばかりの表情で。

なんて強い子なんだ、キミは。

昨日の鶏スープの祈りだけが、イオちゃんに届いたみたいだ。そうなのだ。彼女はそうやって、ここまできた。私の願いをずっと叶え続けて、奇跡的な回復を繰り返してきたイオちゃん。

ママは、あなたを心の底から尊敬している。

#猫沢イオ　#扁平上皮ガン日記　#CHANECHOES #ユピ坊　#1枚目なぜか白すぎたけどそんなのどうでもいいや！

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