三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 6月7日 17時18分

先週の相場を振り返ります。

先週も引き続き経済再開→回復期待でリスクオンの流れ。
米市場は主要3指数が上昇、
ダウは5日続伸、
ナスダックは4日は下落したものの、5日に取引時間で過去最高値を更新しています。
日経平均も5日続伸しており、株価はコロナショックの下落をそろそろ取り戻す勢いです。
売り越しが続いていた海外投資家は2週連続の大量買い越しとなっています。

週末5日のダウ平均は前日比829ドル16セント高の2万7110ドル98セント（速報値）と大幅に5日続伸し、約2カ月半ぶりの高値。一時は1000ドルを超える上昇を見せる場面も。
ナスダック総合株価指数は198.27ポイント高の9814.08で、一時9845.69と、過去最高値である9817.18を上回る場面もありました。

5日に発表された5月の雇用統計は、
非農業部門雇用者数が250.9万人と、前回2053.7万人減や予想750万人減よりも良い結果となり、ポジティブサプライズに。
失業率も13.3％と、予想の19.5%や前回の14.7%よりも良い結果でした。
平均時給は
予想前年比8.5%→結果 6.7％
予想前月比1.0%→結果-1.0％となっています。

トランプ米大統領は記者会見で、我々の取り組みの成果であると強調し、
雇用の回復を「歴史上、米国で最大の復活」だとアピールしました。
雇用統計の良い結果が経済活動再開や景気底入れ期待の追い風となり、投資家心理の上向きからリスクオンの流れが勢いを増したよう。月曜の株式市場は買い優勢でスタートする見込みです。

今週は9日のFOMC、10日のパウエルFRB議長会見のほか12日のメジャーSQに注意したいところでしょう。

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