三井智映子のインスタグラム(chiekomitsui) - 3月8日 18時42分


先週の相場を振り返ってみましょう。

新型コロナウイルスの感染拡大、それによる景気減速懸念から下落基調が継続していますが、
先週は各国当局が景気支援策に踏み切るとの期待に買戻し優勢でスタート。

3日の米市場ではFRBは2008年の金融危機以来となる緊急利下げを決定。0.5%の大きな利下げをしましたが、新型コロナウィルスの問題解決は、金融政策だけでは不十分との見方や、緊急利下げが投資家に逆に脅威を与えた形となり、ダウは下落に転じました。

4日には世界各国の中央銀行や政府が景気刺激策を導入するとの期待感や、
米大統領選のスーパーチューズデーにおいて、穏健派とされるバイデン氏が復活。最左派といわれるサンダース氏を抑えたことが買材料となりました。
しかしカリフォルニア州のニューサム知事が州全域に非常事態宣言を発動するなど、米国でも新型コロナウイルスの感染拡大ペースの加速が報告されると下落。

とにかくボラが高いですね。
1000ドルくらい、平気でアップダウンしちゃう感じです💦
この感じもリーマンショックの相場状況と似た印象ですし、緊急利下げがなされたことも不安ですね。
ただ、大きく動くときはチャンスでもあります!ポジティブに捉えていきたいですね。
ちなみに3月17-18日のFOMCでは追加利下げが行われることが市場のコンセンサスとなっています。

週末の6日に発表された2月の雇用統計は、
非農業部門就業者数17.5万人増、失業率3.6%、時間給賃金は前月比+0.3%、前年比+3.0%
(住信SBIネット銀行予想)
が予想されていましたが、
結果は
非農業部門雇用者数が27.3万人と大きく上昇。
しかも前月分も22.5万人から27.3万人と大きく上振れ、
失業率も3.5%と予想より良い結果に。
時間給賃金は前月比+0.3%、前年比+3.0%と予想通りでした。
VIX指数(恐怖指数)が大きく上昇していることもあり、新型コロナウイルス懸念が市場を大きく動かしているためドル円への影響は限定的。

足元での米経済の堅調さが示されたものの新型コロナウイルス感染拡大前の雇用状況がかなり強かったことが証明されたにすぎないということもあり、
ダウ平均は256.50ドル安の25864.78、
ナスダックは162.98ポイント安の8575.62ポイントと下落。
一方で米国長期債相場は大幅続伸しており、
新型コロナウイルスのリスクから債券買いは継続、原油は大幅続落となっています。

シカゴ日経225先物清算値は、大阪比280円安の20430円です。

週間では米市場は乱高下の末にやや反発となりましたが、
日経平均は下げ止まらず、週間では393円安となっています。PBRはとうとう1倍割れとなりました・・・💦


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2020/3/8

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