浅野真澄のインスタグラム(asano.masumi) - 8月20日 20時58分
まめ日誌:その4
まめちゃんが入院してから、私は毎日お見舞いに行きました。「にんげんはやさしい」ということ、「かわいがってくれるひとがいる」ということ。三つ子の魂百まで、が猫にもあてはまるのかわかりませんが、まだ赤ちゃんのまめちゃんに、少しでも伝わるといいなと思ったのです。
面会時間は、いつも10分ほど。そのあいだに看護師さんから、まめちゃんの様子を聞くのですが…
・とても人懐っこく、前を誰かが通るたびに「なでてー」とアピール
・他のケージに入院している猫が鳴くと、まめちゃんも一緒に鳴いたり、おしゃべりしたりする
・入院に緊張する様子はなく、食欲も旺盛。元気いっぱい
そんな言葉を聞いて、私もホッとしていました。
ところが。
保護して4日目の8月17日。まめちゃんはお腹を下してしまったのです。
最初は、その前日に私があげた、おやつのチキンペーストが、今のまめちゃんにとって水分が多すぎたのかしら、と思っていました。けれど、症状はどんどん悪化。
翌18日には嘔吐もはじまり、食事は自力でとれず強制給餌に。ぐったりしているので点滴治療が必要、面会もできませんと言われてしまいました。
体調の急変。心配だけど、私には電話で様子を聞くことしかできません。まさかパルボウイルス……?不安になってネットで検索すると、「特に子猫は致死率が高い」とあります。症状は、下痢や嘔吐。なんだか当てはまるような。いやいや、どうかそれだけは違いますように。
不調の原因がわかったのは、19日でした。
まめちゃん、お腹の中にとてもたくさんの回虫がいたとのこと。センターでは駆虫がされておらず、あまりに数が多いため具合が悪くなってしまったと思われる、とのことでした。
虫を体外に出すお薬を与え、点滴で栄養を送って様子を見ることに。相変わらず面会はできませんが「昨日よりはやや元気です」と聞いて、ホッとしました。
そして翌20日。いつものように病院に電話で確認すると……。
「まめちゃん、だいぶ元気です。食欲も出てきたし嘔吐も止まりました。また甘えん坊になって、なあなあ呼んでくれます」
よかった。
茨城の大自然の中で育ったと思われるまめちゃん。「きっとお外では、虫や蛙を食べることもあったと思います」と、猫ボランティアえつこさん。虫がいるのは、ある意味当然だったのかも。センターの限られた予算の中では、駆虫まではできないのだとしたら、やっぱりまめちゃんを引き出すことができて、本当によかった、と思いました。
いずれお腹の虫がいなくなったら、栄養がきちんと体に巡って、それは足にも及ぶはず。どうか、切れてしまったと思われる神経が、繋がりますように。
先生には、
「猫の場合、突然足が動くようになる、ということがままあります。もし、左足に壊死の兆候が見られたらすぐに決断しますが、そうでなければ、1ヶ月くらい様子を見て、断脚の判断をしようと思います」
と言われています。
私は今、まめちゃんの足が動くようになることを祈りながら、できる限りの医療をお願いしているところです。
どうか皆さんも、まめちゃんを応援してあげてください。
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2023/8/20