浅野真澄のインスタグラム(asano.masumi) - 8月16日 22時20分


まめ日誌:その1

8月10日、Twitterのタイムラインで、この写真に遭遇しました。

茨城動物指導センターに収容されているという、雌の子猫。苦しげにうずくまって、どうやらどこか怪我でもしているみたい。8月21日までに引取り手が現れなければ殺処分になる子、とのことでした。

唐突ですが、私は8月25日が誕生日なのです。奮発して贅沢なレストランに行こうとか、自分にプレゼントを買おうとか、そんなふわふわしたことを考えるたびに、Twitterで見たこの子の姿が、頭をよぎるようになってしまいました。

贅沢なレストランに使うお金をこの子に使えば、もしかしたら命は助けられるかもしれない。
自分にプレゼントを買っても買わなくても私の人生にさほど影響なんてないけど、この子は、誰かがお金と手間を割くと決断しなければ、確実に数日後にはこの世から消されてしまうんだ。

そんな考えに囚われて、なにも選べなくなってしまったのです。

とはいえ我が家にはすでに、4匹の猫と、高齢のオカメインコ、仕事場には預かりボランティアとしてお世話している、奄美から来た猫がいます。この、人に馴れているかもわからない、どんな性格でどんな状態なのかもわからない子を引き取って、里親さんに繋げるなんてできるだろうか。ああでも迷っているあいだに、写真の猫はもっともっと具合が悪くなって、ともすると手遅れになってしまうかも。

結局8月12日夜遅く、私はこの子の写真をリツイートしていた、猫ボランティアえつこさんにLINEでご連絡しました。そこから、えつこさんをはじめ、数人の猫ボランティアさんたちの迅速なご対応のおかげで、この子を引き出せることになったのです。

センターのサイトには「負傷猫」とだけ書かれていた、写真の猫。負傷ってどれくらい?どこを怪我してるの?月齢は?そもそもこうしている今、この子は生きているの?

居ても立っても居られないけれど、センターは土日は閉まっており、引き出せるのはどんなに早くても月曜日。タイミングが悪いことにお盆期間中で、茨城の動物病院はどこもやっていないとのこと。そこで、月曜日の可能な限り早い時間にこの子を引取り、そのまま東京まで連れ帰って、かかりつけの動物病院で治療してもらう、ということになりました。

月曜日、私の仕事は遅い時間まであり、往復4時間かけてセンターまで行くと、病院が開いている時間には到底間に合いません。すると夫が、代わりに迎えにいくと言ってくれました。えつこさんも付き添ってくださることに。

かくして迎えた月曜日の早朝、えつこさんからは「負傷の詳細はわからないけれど、生きてはいるそうです」とLINEが。よかった、命があるなら、ひとまず医療にはかけられる。可能性はゼロじゃない。

ということで予定通り、夫とえつこさんが2人で、この子のもとに向かってくれることになったのです。

長くなるので続きは次の投稿で。

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2023/8/16

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