中谷美紀さんのインスタグラム写真 - (中谷美紀Instagram)「いよいよ梅雨入りとのことですが、お変わりございませんか？このところウィーンも大雨に見舞われていましたが、昨晩シェーンブルン宮殿にて開催されたウィーンフィルによるサマーナイトコンサートは、直前まで降っていた雨が奇跡的に上がり、無事に開催することが叶いました。指揮を務めたのは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場の音楽監督であるヤニック・ネゼ=セガンさん。つい3ヶ月ほど前、ニューヨークにて、フランソワ・ジラールさん演出の「ローエングリン」のプレミアの際にお目にかかったばかりで、嬉しい再会となりました。ネゼ=セガンさんがモントリオール出身のフレンチカナディアンであることから、カミーユ・サン=サーンスにリリ・ブーランジェ、モーリス・ラヴェルなど、19世紀から20世紀にかけてのフランス音楽の夕べとなりました。今期でウィーンフィルを卒業し、指揮者に専念なさるというヴァイオリンのクリストフ・コンツさんも、フランソワ・ジラールさんの映画「レッド・ヴァイオリン」にて神童を演じていたよしみで会話がはずみました。エリーナ・ガランチャさんの歌う「カルメン」、そしてサン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」より抽出されたアリア「たなたの声に私の心は開く」が、とてもエレガントで鳥肌が立ちました。最後の「ボレロ」では、弱音から徐々に音の厚みを増していく過程でベンヤミン・シュミディンガーさんが刻む「タン、タタタタン、タタタタタタタタタタン♪」という小気味良いリズムに加えて、バロック様式の宮殿の壁に投影された国立歌劇場のダンサーたちの陰も相まって、広大な庭園に集った約8万人の聴衆の興奮も最高潮に達しました。昨年までは、夫がプロジェクトマネージメントを担い、我が子のように愛情を注いで来たサマーナイトコンサートも、今年からは後進にポストを譲り、極力手出し口出しをしないようにと堪えながら、約10年ぶりにステージでの演奏に徹していました。ウィーンフィルのサマーナイトコンサートは、毎年入場料無料で開催されていますので、いつの日かウィーンへお出かけの際にはぜひお立ち寄りくださいませ。一年一度的维也纳爱乐乐团夏夜音乐会昨晚在美泉宫举行。 Das jährliche Sommernachtskonzert der Wiener Philharmoniker fand gestern Abend im Schloss Schönbrunn statt. #オーストリア #ウィーン #ウィーンフィル #サマーナイトコンサート #シェーンブルン宮殿 #ヤニックネゼセガン #エリーナガランチャ #クリストフコンツ #ティロフェヒナー #中谷美紀 #austria #vienna #viennaphilharmonic #summernightconcertschönbrunn #schlossschönbrunn #yannicknézetséguin #elinagaranca #christophkonz #thilofechner #mikinakatani」6月9日 20時43分