猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 4月26日 17時13分
うちの近所には、10分徒歩圏内に6軒のパン屋がある。今朝はそのうちのひとつ @anthonybosson ブーランジュリ・アントニー・ボソン さんで作っている、一見ポップな外装のブリオシュを買いに来た。
いつもはガトーヤオルトやクレープ、パンケーキなどを私か彼のどっちかが夜に作っておいて食べることが多いんだけど、近ごろは多忙続きなので無理せずパン屋さんのお世話になっている。
フランス人にとって(特にうちの彼は)気持ちのいい1日を始めるために、朝ごはんと朝シャワーは欠かせない……てな話を、 @tennenseikatsu で連載中の「二度目のパリ季記」の現在発売の号(6月号)に書いたので、よかったらぜひ読んでみてください。
フランス人って本当は朝、何を食べてるの?
どんなふうにパンやパン屋を選んでいるの?
なんて謎が解けるかもしれません。
ところでこちらのブリオシュ、ふたりなら3〜4日はゆうに保つ大きさで6.80€(約1000円)を高いとみるか? 安いとみるか? 答えは高くなーい。なぜなら、スーパーに売っているインダストリアルなブリオシュのちょっといいやつが、すでに5.90€とかする。
つまり無添加手作りのブリオシュをプラス1€すれば買えるという考え方。
ここをケチるか否か? がフランス人のコスパ判断の境界線だと、今のところ勝手に分析している。
旅とか、移住とか、知らない土地に行くと、自国の金銭感覚がパァンと飛んで、普段買わない高いものも考えなしに買うのってよくあるけど、私の移住直後の感覚ってまさにこれだった。
お金は使ってみて初めてその価値も危うさもわかる。お金に使われない人生を送るために、日々、上手に使う練習をするのだ。
一年経って、このカルチエのあらかたの物価を把握したことと、フランス人の価値基準がなんとなくわかってきたことで、私もだいぶ納得できる生活費のやりくりができるようになってきたのかも。
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2023/4/26