猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 10月3日 15時08分
昨日のことだった。
彼のお母さんから突然の電話。実は、直接お母さんから電話をもらうのは初めてだったので、なにか良くないことでも起きたのか⁈ と一瞬緊張して黙ってしまったら「アハハ♡ だーれだ?」っていう、かわいらしい返事が電話口から聞こえて、思わず笑った。
「エミがあんまりにも仕事に追い詰められてキツそうだから、電話をかけてやって欲しいって息子からメッセージもらってね。大丈夫?」
嬉しくて涙が出そうだった。
お母さんは苦労人。地道に努力を重ねて幸せな家庭を築き、愛するお父さんを10年、たったひとりで介護し続け、2年前に見送った。そんなお母さんは、波瀾万丈な人生の私に自分を重ね合わせて、いつも娘のように気遣ってくれる。
電話のおしまいに「エミと猫たちにたくさんのキスを!」とお母さんは言った。
電話を切ってから、「あゝ ダメだな私。大事な人に心配かけたら……コントロールできてないや」と反省したけれど、実は反省しなくていいってことも知っている。
フランスは、人間らしくダメな時はダメなままでもいいのだ(もちろん、それでもひとりで乗り切ろうっていう本人の気骨があっての話だけど)。その上で、親しい人がこうして助けに入る。そして「不甲斐なくてごめん」なんて言おうものならば、かならず「なに言ってんの〜。人間だもの、当たり前よ」っていう、みつをな答えが返ってくる。
そう、ここはみつを共和国なのだ。
にゃんフラをお休みした日曜日の朝。
ユピガをケアしてから、思いっきり遊んだ。彼らも私を支えてくれているのに、やむを得ず勝手に遊んでもらっているしか術がなかった昨今。嬉しそうに駆け回るふたりと、お母さんの電話で、だいぶ気持ちが上向いた。
そしてやっぱりもう一度、なんのための人生か? を、このヤマが抜けたら考えなくてはダメだと思った。
グラグラのまま、ギリギリのまま、私は今日もみつお共和国で、安心して不甲斐ない自分のままがんばるだけ。
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2022/10/3