猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 3月15日 12時42分
イオの葬儀…あとから気が付いたんだけど、ホワイトデーの3月14日だった🤍おんなのこの日👀…さすがイオちゃん、合わせてくるなぁ。
たくさんの花々に、そして心からの涙に包まれて、イオはまるで笑っているようだった。こんなにも故人(故猫)を偲んで心から泣いてくれるお葬式を、私はこれまで見たことがなかった。
コロナのこともあり、お呼びできる方はとても限られていて残念だったのだけど、生前イオと特に交流のあった方々にお越し頂いた。
病気の発覚からずっと私を支えてくださった石田ゆり子さん。ご自身の猫たちの主治医にイオの病に打開策はないのかと聞いてくださりもした。
坂本美雨ちゃんは、手術をやめると決めた日の午後、桜の枝とたくさんの陣中見舞いを持ってふわりと風のように訪ねてくれた。美雨ちゃんの桜が散る前に、イオは逝ってしまうんじゃないかと怯えていたが、葉桜になって枯れるまで、イオは生き続けてくれた。美雨ちゃんの桜は、イオの命の時計だった。
他にもお集まりくださった方たちは、本当に、本当に私とイオの心にご自身の心をぴったりと重ね合わせて見守ってくださった人ばかり。
小さなお数珠を手首につけたイオは、きっとこう思ったはずだ。
「あの夏の暑い日、諦めて死ななくてよかった。」
イオちゃん、安らかにお眠りよ…と言うのがいちばんいいのかママにはわからない。たぶんイオちゃんはどこにもいかないで、ママの魂とひとつに溶け合って、これからも生を重ねていくのだと思うから。でも、まずはゆっくりお眠りよ。最後の夜、たぶんあなたは苦しくて眠れなかったと思うから。
ママは、イオちゃんに1mmとて頑張らせるつもりはなかったから、お見送りを1日早くすべきだったと少し悔やんだのだけど、天に昇った3月12日の感謝に溢れた喜びの中にいたあなたを見て、これはイオちゃんの意思だったのだと思いました。
ママに愛とは、生きるとは、そしてその命を大切だからこそ正しく手放すことの素晴らしさを教えてくれてありがとう。
永遠に愛してるよ。
#猫沢イオ #イオの扁平上皮ガン日記
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2021/3/15