INSIDE FUJINGAHOさんのインスタグラム写真 - (INSIDE FUJINGAHOInstagram)「【千玄室さん みなさま取材御礼】エディター秘話  大晦日ですね。一年間に取材させていただいた方々が心に浮かびます。  草彅剛さん(ご結婚おめでとうございます)、香取慎吾さん、柳楽優弥さん、生田斗真さん、黒柳徹子さん、美輪明宏さん、黒木瞳さん、梅若実玄翔さん、柄本弾さん、武田鉄矢さんに、高樹のぶ子さん、加賀まりこさん、などなど、お話しをうかがわせていただいて記事作りに邁進できたことに感謝するばかりです。  チャールズ皇太子の端正されている英国ハイグローブの庭を特集した『婦人画報』6月号では、なんと秘書さまより、由緒ただしいレターが届く栄誉まで…… (大雑把ですが、ありがとう、って書いてありました。たぶん)  そんな一年のなかでも 京都今日庵にてお話をうかがった裏千家前家元の千玄室大宗匠の取材はいま思い出しても、体のなかが「じわ」っと温かくなります。  前の晩から緊張している私たちに 武士のようにきりりと登場したかと思えば、冒頭  「久しぶりですね。懐かしいな。『婦人画報』とは長い付き合いです。よくいらした」  なあんておっしゃるんです。御年97歳。開口いちばんの言葉に すでに「もてなし」がある。「なごみ」がある。「やさしさ」があります。 嗚呼……感動  大宗匠の存在は、たとえれば「森」や「海」のようなもの。 自然体で分け入るしかない、と前日にやっと覚悟を決め まさに存在とお言葉を「浴び」た90分。  翌日になっても、魂の震え止まらず、浄化されている、そんな感じで。 毎月のように大宗匠の講和を拝聴できる裏千家直門の方々は幸せですね。大宗匠の取材では、毎回、お約束のように(感動で)泣いてしまう私なのですが、あのときも大大大感激、感涙の一日になりました。  ほんじつは大晦日、ものの本によりますと 今日庵では炉中の炭に灰をかけ、消さないようにして年を越すのだそうです。 こちらが「埋火(うずみび)」と呼ばれ、大事なことは「灯」を絶やさず、新たな年にバトンを渡すということ。まさに「伝燈」なのであります。  年が明けますと、ふたたび火をおこし、早朝に井戸から汲まれた若水で 釜が掛けられて、うちうちのみなさまでの一服。(ものの本によりますとね)  三千家では、2021年の「初釜」を中止するとのことで たいへん残念なことですが、茶の湯を志すひとりひとりがそれぞれのやり方で一服し、和やかでリラックスするひととときを過ごせますよう。  いよいよあと5時間ほどでやってくる風の時代、婦人画報も創刊116年を迎えます。みなさま健やかによいお年をお迎えくださいませ。  ※写真は、10月19日の取材後に大宗匠から 「みんなで記念写真じゃ~」と号令がかかり、森山雅智さんがシャッターを押してくださいました。肩をググっと引き付けられて、態勢を崩している私ですが、画面をご覧になり、「この写真は問題になりますなぁ~」とにやにや嬉しそうでございました。 掲載のご許可をいただきましたのでアップいたします。  #草彅剛 #香取慎吾 #柳楽優弥 #生田斗真 #黒柳徹子 #美輪明宏 #黒木瞳 #梅若実玄翔  #柄本弾 #武田鉄矢 #高樹のぶ子 #加賀まりこ #チャールズ皇太子 #細木かおり #千玄室 #裏千家 #今日庵 #婦人画報 #森山雅智 #いしいしんじ #伝統 #伝燈 #茶道 #茶の湯 #家元 #御礼」12月31日 18時00分 - fujingahojp

INSIDE FUJINGAHOのインスタグラム(fujingahojp) - 12月31日 18時00分


【千玄室さん みなさま取材御礼】エディター秘話

大晦日ですね。一年間に取材させていただいた方々が心に浮かびます。

草彅剛さん(ご結婚おめでとうございます)、香取慎吾さん、柳楽優弥さん、生田斗真さん、黒柳徹子さん、美輪明宏さん、黒木瞳さん、梅若実玄翔さん、柄本弾さん、武田鉄矢さんに、高樹のぶ子さん、加賀まりこさん、などなど、お話しをうかがわせていただいて記事作りに邁進できたことに感謝するばかりです。

チャールズ皇太子の端正されている英国ハイグローブの庭を特集した『婦人画報』6月号では、なんと秘書さまより、由緒ただしいレターが届く栄誉まで……
(大雑把ですが、ありがとう、って書いてありました。たぶん)

そんな一年のなかでも
京都今日庵にてお話をうかがった裏千家前家元の千玄室大宗匠の取材はいま思い出しても、体のなかが「じわ」っと温かくなります。

前の晩から緊張している私たちに
武士のようにきりりと登場したかと思えば、冒頭

「久しぶりですね。懐かしいな。『婦人画報』とは長い付き合いです。よくいらした」

なあんておっしゃるんです。御年97歳。開口いちばんの言葉に
すでに「もてなし」がある。「なごみ」がある。「やさしさ」があります。
嗚呼……感動

大宗匠の存在は、たとえれば「森」や「海」のようなもの。
自然体で分け入るしかない、と前日にやっと覚悟を決め
まさに存在とお言葉を「浴び」た90分。

翌日になっても、魂の震え止まらず、浄化されている、そんな感じで。
毎月のように大宗匠の講和を拝聴できる裏千家直門の方々は幸せですね。大宗匠の取材では、毎回、お約束のように(感動で)泣いてしまう私なのですが、あのときも大大大感激、感涙の一日になりました。

ほんじつは大晦日、ものの本によりますと
今日庵では炉中の炭に灰をかけ、消さないようにして年を越すのだそうです。
こちらが「埋火(うずみび)」と呼ばれ、大事なことは「灯」を絶やさず、新たな年にバトンを渡すということ。まさに「伝燈」なのであります。

年が明けますと、ふたたび火をおこし、早朝に井戸から汲まれた若水で
釜が掛けられて、うちうちのみなさまでの一服。(ものの本によりますとね)

三千家では、2021年の「初釜」を中止するとのことで
たいへん残念なことですが、茶の湯を志すひとりひとりがそれぞれのやり方で一服し、和やかでリラックスするひととときを過ごせますよう。

いよいよあと5時間ほどでやってくる風の時代、婦人画報も創刊116年を迎えます。みなさま健やかによいお年をお迎えくださいませ。

※写真は、10月19日の取材後に大宗匠から
「みんなで記念写真じゃ~」と号令がかかり、森山雅智さんがシャッターを押してくださいました。肩をググっと引き付けられて、態勢を崩している私ですが、画面をご覧になり、「この写真は問題になりますなぁ~」とにやにや嬉しそうでございました。
掲載のご許可をいただきましたのでアップいたします。

#草彅剛 #香取慎吾 #柳楽優弥 #生田斗真 #黒柳徹子 #美輪明宏 #黒木瞳 #梅若実玄翔 #柄本弾 #武田鉄矢 #高樹のぶ子 #加賀まりこ #チャールズ皇太子 #細木かおり #千玄室 #裏千家 #今日庵 #婦人画報 #森山雅智 #いしいしんじ #伝統 #伝燈 #茶道 #茶の湯 #家元 #御礼


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2020/12/31

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