猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 11月25日 00時51分
吹雪の冬山をどのくらい彷徨ったのでございましょう。私は、一軒の小さな山小屋に灯りがともっているのを見つけたのです。
ごめんください…道に迷ってしまいました。私が震える声で扉を叩くと、ギィ…という重い摩擦音と共に、ちいさな毛まみれの手が突き出され、私をなかへ招きました。
なんと、そこには3匹の猫がいたのです。そのうちの1匹…白と茶まだら模様の猫が、凍える私に向かって『ミャ…』と、温かいマタタビ茶を差し出してくれました。
空腹は忘れておりましたが、助かったという安堵感と、はちみつ入りの甘いマタタビ茶を飲んで、急におなかが空いていることに気がつきました。なにやら美味しそうな匂いも漂っています。
猫たちはときおり目配せしながら、暖炉でなにかをこしらえているようでした。先ほどの白茶の猫の他に、毛深い茶虎猫、ビロードのような黒猫もおりました。彼らはみな、ちいさなエプロンをつけ、器用にじゃがいもの皮を爪で剥いたり、鶏をさばいたりして、あっという間にクリームシチューを作り上げました。
これがそのとき食べたシチューの写真です。かぶやセロリ、茸も入った鶏のシチュー。そして、ケールと春菊、柿とくるみのサラダも添えられていました。私は夢中になって食べ、おかわりまでしました。
ふと顔をあげると、3匹はテーブルにきちんとついて、シチューを前にじっとしているではないですか。
どうして食べないんですか?とても美味しいですよ。と、私が尋ねると
ボクたち、猫舌だから。
#猫沢飯 #猫沢組 #私ときどきこうゆう空想廻らせながら食べてたりするんですよ😂
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2020/11/25