猫沢エミさんのインスタグラム写真 - (猫沢エミInstagram)「イオちゃん、がんばったでちゅ〜る㊗️  2019年8月31日、新宿二丁目の路上で見つけた瀕死の猫は、はじめはタオルが落ちているのかと思ったほど痩せ細って行き倒れていた。  日本橋動物病院の園田先生のもとへ駆け込んだとき、先生が最初におっしゃったのは『助かるかどうか、やってみなくてはわからない。』という言葉だった。  私は『出来る限りのことをして欲しい。たとえ助からなくても、私はこの子が誰にも看取られず、ひとりぼっちで路上で逝くのを見るのはどうしても嫌だった。』と言った。そのときは、本当にそう思っていた。  それから3日の入院後、イオが最初の峠を越えて病院へ迎えに行ったとき、もうそんな気持ちには到底なれなかった。もっと生かしてあげたい。それが数週間でも数ヶ月でもかまわないと。  それから家での24時間介護が始まった。イオが、よろよろの身体で頑張ってごはんを食べ、吐き、苦しそうに叫びながらも、私に愛情を表現し感じ始めたら、もうそんな気持ちには到底なれなかった。  この子が短命で終わるのは絶対に嫌だ。こんな苦労をして生抜いたのだから、もっと幸せな時間を長く味わせてあげたいと。  そうして、イオを生かしたい希望は日に日に貪欲になっていった。  ハードルをひとつ越えるたびに、もっともっと、この子に幸せな時間を…と、願いは果てしなく強くなっていった。  頑張っても助からない命もある。それをわかっていながら、そばに寄り添う人たちがたくさんいる。本当に尊敬すべきなのは、そうした人たちだ。私じゃない。  イオに出逢って知ったこと。命を救うことは、救おうとした人が救われることだと。  救われたのは私だ。  イオちゃん、私のところへ来てくれて本当にありがとう。  #猫沢イオ」10月5日 12時48分 - necozawaemi

猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 10月5日 12時48分


イオちゃん、がんばったでちゅ〜る㊗️

2019年8月31日、新宿二丁目の路上で見つけた瀕死の猫は、はじめはタオルが落ちているのかと思ったほど痩せ細って行き倒れていた。

日本橋動物病院の園田先生のもとへ駆け込んだとき、先生が最初におっしゃったのは『助かるかどうか、やってみなくてはわからない。』という言葉だった。

私は『出来る限りのことをして欲しい。たとえ助からなくても、私はこの子が誰にも看取られず、ひとりぼっちで路上で逝くのを見るのはどうしても嫌だった。』と言った。そのときは、本当にそう思っていた。

それから3日の入院後、イオが最初の峠を越えて病院へ迎えに行ったとき、もうそんな気持ちには到底なれなかった。もっと生かしてあげたい。それが数週間でも数ヶ月でもかまわないと。

それから家での24時間介護が始まった。イオが、よろよろの身体で頑張ってごはんを食べ、吐き、苦しそうに叫びながらも、私に愛情を表現し感じ始めたら、もうそんな気持ちには到底なれなかった。

この子が短命で終わるのは絶対に嫌だ。こんな苦労をして生抜いたのだから、もっと幸せな時間を長く味わせてあげたいと。

そうして、イオを生かしたい希望は日に日に貪欲になっていった。

ハードルをひとつ越えるたびに、もっともっと、この子に幸せな時間を…と、願いは果てしなく強くなっていった。

頑張っても助からない命もある。それをわかっていながら、そばに寄り添う人たちがたくさんいる。本当に尊敬すべきなのは、そうした人たちだ。私じゃない。

イオに出逢って知ったこと。命を救うことは、救おうとした人が救われることだと。

救われたのは私だ。

イオちゃん、私のところへ来てくれて本当にありがとう。

#猫沢イオ


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2020/10/5

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