猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 9月14日 14時23分

それでなくとも世界は、どんどんややこしくなるのだから、もう無駄なプレッシャーの掛け合いはやめにしましょうよ。って、最近とくに思う。

コロナから生還した人を、敵視したり差別したりするのって、日本人の島国根性の最も最悪な例ではないかい？彼らは抗体という素晴らしい鎧を獲得した、未来の戦士じゃないの。

自分の気持ちを言葉として、うまく記号化するのが苦手な人たちは、溜まった鬱憤をぶつける相手を無意識に探してしまう。このタイプが現代日本社会には多いと感じる。

必要以上に不機嫌な態度をとる人に出会うたび、他人がどう思うか以前に、そうしている自分自身は心地よいのかい？と尋ねてみたい気持ちになる。

優しく、機嫌よく、おおらかでいる方が、私は私でいることがずっと楽だ。他人によく思われたいとか、他者目線の基準ではなく、いつも好きな自分でいたい。これはとてもポジティブなエゴかもしれない。けれど、まずは自分をよいコンディションでいさせてあげる、自分の感情は責任を持って自分が管理する、っていうのは人間として最低限のマナーだと思うから。

〝誰かのため〟は、いとも簡単に〝誰かのせい〟になる。だから、〝私のため〟に私は動く。そうすれば、もしも失敗に終わっても〝私のせい〟で事は済む。気持ちのいい人は、大樹のように自身を大きく育てる。それは一見とてもエゴイスティックな振る舞いのように見えて、最終的には周りの人たちへ、涼しい木陰と美味しい果実をもたらすのだと、私は思う。

#東京下町時間　#日頃から考えをきちんと言語化する癖をつけるってとても大切なこと

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