猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 9月1日 15時14分
薄曇りの火曜日。
空港から直で帰宅して、それからずっと家にいる。4月のコンフィヌモン時は、日本中がそうだったから、暇を持て余した友達同士でLINEのやりとりをしたり、zoom飲み会もやってみたりした。ひとりでも同志感があった。
ところが今は、自分ひとりがそうしている。社会は一部ではまだ規制があるものの普通に動いていて、私ひとりがまるで東京の空中に浮いているみたいだ。
っていう、大変稀な感覚なのよ今。この環境にいる自分がなにを考えて、どう行動するのか見るのが楽しみ。と、先日彼に電話で話した。
コロナ指定地域から帰国して、検査が陰性だった人のコンフィヌモンは、私たちが4月にしていたものと同程度の厳しさで、持病の通院や、生活必需品の買い出しなどでは外に出れる。不要の外出と、公共の交通機関の使用が認められない。
だから、そこまで切迫した緊張感とか、孤独は感じない。もともと出不精の家大好き人間だし、やることも山積みで、家の中でひとり忙しくしている。
ただ、現実感の希薄な、ことにうちのベランダ越しに見える、絵に描いたような無機質アーバンな東京をずっと眺めていると、SF映画の世界で、猫たちと私だけが、空中の無菌室に隔離されているような、これまでに感じたことのない感覚にたびたび包まれる、というのは正直な感想。
Lost in translation à Tokyo l’été 2020
#東京下町時間 #世界中がロストイントランスレーションなのだわ2020
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2020/9/1