偕成社のインスタグラム(kaiseisha_pr) - 8月10日 12時00分
【今週のおすすめ】エリック・カール絵、愛と自然のいとなみを描く絵本『ことりをすきになった山』
このお話の主人公の山は、とおい昔から、ひとりぼっちで過ごしていました。岩だらけで、どんな生き物も住めない環境だったからです。
ところがあるとき、そんな山に、一羽のことりがやってきて、岩の上で羽を休め、歌をうたいました。
ジョイという名前のそのことりに、山はどうにかここにとどまってくれないかと頼みますが、食べ物も水もない山では、生き物は暮らせません。山の言葉はうれしかったので、また何度も来たいと思いましたが、ことりの短い命では、立ち寄れるのも2、3回のことです。
そこでジョイは、自分の子どもにもジョイという名前をつけ、春が来るたびにこの山を訪れるように教える、と言いました。
その約束は何世代にも渡り、何羽ものジョイが春のたびに山を訪れ、歌をうたいました。
やがて、ジョイを待つ時間が悲しくて泣いた山の涙が川になり、ジョイが岩の間に埋めたタネから芽がでてきて……。
文化人類学者アリス=マクレーランさんの文章と、エリック・カールさんのカラフルで力強い絵で、「愛」と「自然の変化」を詩情豊かに描きます。
山とことりの、すてきな結末にも注目! ぜひ読んでたしかめてみてくださいね。
#ことりをすきになった山 #アリスマクレーラン #エリックカール #ゆあさふみえ #鳥 #山 #自然 #愛 #偕成社 #kaiseisha #公式アカウント #絵本 #児童書 #翻訳絵本
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
550
4
2020/8/10