森美術館さんのインスタグラム写真 - (森美術館Instagram)「🍴 ARTISTS COOKBOOK BY MAM レシピ#12 アキラ・アキラ「大根の煮物」 現在地:シェパートン(オーストラリア)  海外生活20年を超えるアキラ・アキラ。作品に見られる細部へのこだわりは、異国で作る日本の基本料理にも。見えないところの工夫、隠し包丁は日本の美学です。そして、森美術館のシリーズ展「六本木クロッシング」が、ニュージーランド、ニュー・プリマスでの繋がりを生んでいるのも嬉しいストーリー。  • 料理にまつわるストーリー ニュージーランド北島のニュー・プリマスに住んでいた頃、キュレーターである私のパートナーが、プロジェクトで一緒になったアーティストたちをもてなすのによく料理をしていました。ニュー・プリマスは少し辺鄙な場所にあり、アーティストは皆、遠方からはるばる時間をかけて来てくれるので、滞在初日の夜には自宅に招き、私が彼らのために栄養たっぷりの料理を作ってあげるのが習慣になりました。この「典型的な」日本食を、毛利悠子さん(「六本木クロッシング2016展」参加)や、田村友一郎さん(「六本木クロッシング2019展」参加)などアーティストのために料理するのは、私の楽しみでした。この一皿は田村さんを唸らせ、私が食堂を開けるとまで言ってくれたのです!  • 所要時間 2時間強⏱  • 材料 大根 米のとぎ汁(または、水+小さじ1杯程度の生米) 出汁 150 ml (作り方は以下を参照) 粗糖 大さじ1杯 みりん 大さじ1杯 薄口醤油 大さじ2杯 和からし  • レシピ 出汁を作るには、まず、小鍋に700 mlの水に対して7 グラム程度の昆布を入れ30分ほど放置したあと、弱火にかける。沸騰する直前で火を止め、鰹節をひとつかみ足したら、再度中火にかけ、沸騰させたら火を弱め4分ほどコトコト煮立てたら、火を止める。冷ましたら濾し、出来上がり。お味噌汁にも使えます。  <大根の煮かた> 1. 生の大根を3センチ程度の厚さに輪切りし、周りの皮をむく。 2. それぞれの角を綺麗に面取りする。  3. それぞれ両面とも、中心に深さ5ミリ程度の切れ目を十字に入れる(隠し包丁)。  4. 小鍋に輪切りにした大根を入れ、少し温めた米のとぎ汁で大根を覆う(これが大根を柔らかく煮るコツ)。とぎ汁がない場合は、小さじ1杯程度の生米と水で代用する。  5. 1時間半ほど煮たら、大根から水気を切り、鍋は洗う。  6. 大根を洗った鍋に戻し、今度は水を大根がかくれるくらい入れる。20分ほど煮立てたら、再度水を切る。  7. 出汁を加えたら火にかけ、とろ火で煮る。  8. 砂糖を加えて溶けたら、みりん、そして薄口醤油を加える。味見をして調整。  9. とろ火で再度、大根の色が一緒に煮ている水分と同じ色になるまで静かに煮たら、出来上がり。和からしを添えてテーブルに。🙂  #ArtistsCookbookByMAM #AkiraAkira #MoriArtMuseum #MuseumFromHome #Cookbook」7月29日 23時30分 - moriartmuseum

森美術館のインスタグラム(moriartmuseum) - 7月29日 23時30分


🍴 ARTISTS COOKBOOK BY MAM
レシピ#12
アキラ・アキラ「大根の煮物」
現在地:シェパートン(オーストラリア)

海外生活20年を超えるアキラ・アキラ。作品に見られる細部へのこだわりは、異国で作る日本の基本料理にも。見えないところの工夫、隠し包丁は日本の美学です。そして、森美術館のシリーズ展「六本木クロッシング」が、ニュージーランド、ニュー・プリマスでの繋がりを生んでいるのも嬉しいストーリー。

• 料理にまつわるストーリー
ニュージーランド北島のニュー・プリマスに住んでいた頃、キュレーターである私のパートナーが、プロジェクトで一緒になったアーティストたちをもてなすのによく料理をしていました。ニュー・プリマスは少し辺鄙な場所にあり、アーティストは皆、遠方からはるばる時間をかけて来てくれるので、滞在初日の夜には自宅に招き、私が彼らのために栄養たっぷりの料理を作ってあげるのが習慣になりました。この「典型的な」日本食を、毛利悠子さん(「六本木クロッシング2016展」参加)や、田村友一郎さん(「六本木クロッシング2019展」参加)などアーティストのために料理するのは、私の楽しみでした。この一皿は田村さんを唸らせ、私が食堂を開けるとまで言ってくれたのです!

• 所要時間
2時間強⏱

• 材料
大根
米のとぎ汁(または、水+小さじ1杯程度の生米)
出汁 150 ml (作り方は以下を参照)
粗糖 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
薄口醤油 大さじ2杯
和からし

• レシピ
出汁を作るには、まず、小鍋に700 mlの水に対して7 グラム程度の昆布を入れ30分ほど放置したあと、弱火にかける。沸騰する直前で火を止め、鰹節をひとつかみ足したら、再度中火にかけ、沸騰させたら火を弱め4分ほどコトコト煮立てたら、火を止める。冷ましたら濾し、出来上がり。お味噌汁にも使えます。

<大根の煮かた>
1. 生の大根を3センチ程度の厚さに輪切りし、周りの皮をむく。
2. それぞれの角を綺麗に面取りする。

3. それぞれ両面とも、中心に深さ5ミリ程度の切れ目を十字に入れる(隠し包丁)。

4. 小鍋に輪切りにした大根を入れ、少し温めた米のとぎ汁で大根を覆う(これが大根を柔らかく煮るコツ)。とぎ汁がない場合は、小さじ1杯程度の生米と水で代用する。

5. 1時間半ほど煮たら、大根から水気を切り、鍋は洗う。

6. 大根を洗った鍋に戻し、今度は水を大根がかくれるくらい入れる。20分ほど煮立てたら、再度水を切る。

7. 出汁を加えたら火にかけ、とろ火で煮る。

8. 砂糖を加えて溶けたら、みりん、そして薄口醤油を加える。味見をして調整。

9. とろ火で再度、大根の色が一緒に煮ている水分と同じ色になるまで静かに煮たら、出来上がり。和からしを添えてテーブルに。🙂

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2020/7/29

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