岡清華のインスタグラム(okasaya) - 12月30日 19時30分

今日はいよいよ最終日。この素晴らしい21日間を終えた感想のシェアは後ほどpostしますが、最後のVideoは施設の紹介をしています！

何名かこの施設に興味を持ってくださっていると連絡を頂いたので、どうか参考にして頂ければ嬉しいです😇

私が滞在したVaidyagramaは、伝統的なアーユルヴェーダの治療と療養を体験できるだけでなく、"自然との調和の仕方" つまり "本来のあるべき姿" を身をもって学ばせていただける素晴らしい施設です。

滞在者の身体だけでなく心、そして精神まで、クリーンに、そして機能的にしてくれます。

一人一人がこの施設を作っているという意味を込めて、患者は去る前に、自らひとつ苗を植えます。

使ったら、戻す、だからまた使える。
食べたら、また作る、だから食べられる。
"循環"できなければ"持続"など不可能なのだということを自然と教えられる気がします。

体に塗布するオイルも洗浄もすべて自然なもの、それを土に流し、またその土でできたものを私たちが頂く。

そして、食べ物や食べ物を運んでくれたり作ってくれた人、動物に感謝する祈りを朝晩行う。そして私達は昔から伝わってきた"生き方" や "在り方"を 学ぶ。

今当たり前を当たり前のことと思い込まず、"有難い" = 有ることが難しい
ことだと、いうことを心に留め、それらに感謝して、有限のものを分け合って、必要最低限に使います。

そして昔は当たり前だったこと、私たちが従来知っているはずなのに、様々な"当たり前"に囚われて、本来の人間の姿、そして生活の仕方、消費の仕方を見失っています。

物に溢れ、食品に溢れ、必要のないものまでいつのまにか、何故か、当たり前に消費してしまっています。

そして全ての物事が、永遠で、無限のように勘違いしています。

大量生産、大量消費のこの時代。
食べ物も物質も、実は中身や価値、物語や愛情がほとんど空っぽなものばかりだから満たされないといいうこともあるかもしれませんが、

私達は、この食べ物が、この物質が、どのからどうやって私の元にやってきたかということをほとんど知りません。

だからこそ、私達はどこへその資源を返して、循環して、また私達の手元へ戻ってきているか、そのサイクルを知る余地がないのかもしれません。

どこかからポンっと生まれてきて、どこかへパっと消えてしまうものではないのです。なんとなくそう考えていませんか？

この"循環" を今一度よく考えてみましょう。どこから来たか、どこに返っていくか、どのように循環しているのか。
この、見えにくい過程を知ろうとすることです。

それが、私達人間という個人に置き換えたときに同様に説明できるのことなのです。

魔法のように身体が作られたり、あるいは体重が落ちたり、ニキビができたり、そして幸せに感じたり、イライラしたり悲しくなったり、人生がうまくいかないと感じたり…

私達が食べたものや食べ方が、体になり、発した言葉や見たり聞いたり触れたり嗅いだり、私達の受けた感情や心の在り方があなたの環境になるのです。

環境問題、身体や心、人生の悩みなどに頭を抱えているだけでは解決しません。

その問題から少し離れて見つめてみると、循環のサイクル、作用し合うもの、その全体をホリスティックに見ることができ、きっと自分が消費するものについて、少し深く考えられるはずです。

Vaidyagramaは、そんな大切なことを何も言わずして、教えてくれたような施設でした。

わたしはきっと人生の節目節目でここに訪れ、滞在し、学び、整え、何度も再スタートを切るのだと思います。ここに来れて本当に幸せでした。紹介してくださった師匠、素晴らしいこの場所を提供、維持してくださる全ての方へ心から感謝の気持ちでいっぱいです！Thank you for ALL! 🌱

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