平井大のインスタグラム(hirai_dai_official) - 6月25日 12時03分

「平井 大とは？」ボクのオンガク人生はその自問自答の繰り返しのように思う。子供の頃から触れてきた先人達の様々なオールディーズバットグッディーズなメロディーのアーカイブから影響を受け、日常で感じる色とりどりな幸せや、時には葛藤をも素直に奏でてきたつもりだ。そして「今自分が一番聞きたいもの」という頭の中のイメージに忠実に曲を仕上げていく。これがボクの曲作りで、今も昔も変わらない。
今年はベストアルバムのリリースもあり、過去の曲達に触れる機会も多かった。「この時はこういうサウンドに凝ってたな」とか、「このメロディーは今考えても出てこないな」とか、その時々のボクが曲の中で確かに生きているから面白い。年に一度のアルバムリリースに全国トゥアー、CMタイアップの数々、国民的アニメの主題歌から、記憶に新しい連続配信、紅白歌合戦への出演に、2日に渡り行われた武道館公演、更にはスタジアムでの単独ライヴ、そしていつだってボクのオンガクを愛してくれる皆様、思い返せばラッキーと感謝に溢れたオンガク人生だった。
ここでもう一度デビュー当時に立ち返り、「平井 大とは？」という問に対しての答えを出す必要があるように強く感じ、制作に取り掛かったのがEP "SURF ＆ TURF"。ヒットがどうとか、流行りがどうとか、そういう邪念は抜きにして、今ボクが平井 大として表現すべき5曲を収録できたように感じている。直感的に素敵だと感じた文化や景色、愛する人との日常、太陽、海、夏、ギター、そしてウクレレ。未来のボクに「これが2023年の平井 大です」と胸を張って聞いてもらえる一枚になった。
海へ山へ、サーフとターフ、きっとこの5曲はアナタを裏切らない。だって、今年の夏は久しぶりに自由が帰ってくるのだから。

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