平井大さんのインスタグラム写真 - (平井大Instagram)「8.12.2023 今日は我が子一歳の誕生日。ということはボクが父親デビューを果たしてから、ちょうど一年という訳だ。早いのか、遅いのか。慌ただしい日常であったことは間違いなさそうだが、これまでよりも更にじっくりとその瞬間瞬間を味わってきたように感じる。いわゆるイクメンとはほど遠い、家事にも育児にもどちらかというと無頓着なボクだが、しっかりと家族の一員として居場所を確保してくれたのはワイフに他ならない。言われたことすらまともにできないボクだが、それでも「育児をしている」と実感できる時間をボクに作ってくれる。一年も経ってみると今までのボクでは考えられなかった様々な感情の芽生えに気付く。初めて寝返りをした日、初めてハイハイをした日、初めて立った日、そして初めて歩いた日。そのどれもがとにかく嬉しく愛おしい。その反面、心配や悩みが尽きないのも事実。やれお昼寝が短いだの、食欲にムラがあるだの、落ち着きがないだの…。プツっと小さなデキモノができただけでも心配になってしまうから親心というのは忙しい。子供が生まれる前のボクから笑われてしまいそうなくらい心配性になってしまったし、これが子供から見た親が "ウザい" 原因になってしまうことはボクが一番よく分かるから頭が痛い。くよくよしているとワイフが決まって「元気だから大丈夫よ」と慰めてくれる。そう、子供が元気で居てくれさえすれば他のことなど欲張りな悩みで、親の心配など嘘のようにスクスクと成長していくものなのだろう。考えてみたら親が子にしてあげられることなど数少ないのかも知れない。ピンチの時はもちろん手を差し伸べるが、子供の自由を優しく見守ることこそが親の役目なのだと最近つくづく感じている。育児というとどうしても親が子を育てているつもりになってしまうが、この一年を振り返ってみると、どうも親のボクが子に育てられているように感じてならない。自分のワガママに素直だったボクが、いつしか我が子のワガママに素直になって、少しだけ父親らしい顔つきになった。子供の成長を見届けるという感覚より、共に成長していける感覚が心から嬉しい。きっと、よちよち歩きのこの子も気付けばあっという間に大人になってしまうのだろう。そう考えると、家族三人で過ごすこの慌しく愛おしい育児の日々が、何よりも大切でかけがえのない時間で、一生の内で一番幸せな瞬間なのかも知れない。そして、全ては命をかけて我が子を生んでくれたワイフからのこれ以上ないプレゼントで、ボクは感謝と共に一生をかけて幸せな人生を二人にお返ししたい。 Happy Birthday My Little Rose.」8月12日 23時03分