猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 10月27日 01時05分

昨日、ヴァカンス前ぶりに @lamainvertebio に行って、今回のイオちゃんの本（「イオビエ」〜Le billet d’IO イオがくれた幸せへの切符　というタイトルになりました😊）の思い出レシピ試作の買い出しをする。

私は日本にいるとき、すでにこの景色を想像していた。「今度レシピ本作ることになったら、やっぱりパリでも買い出しするんだよな？」と。

野菜、果物には困らない。問題は高い、もしくはない和食材をどうやって代替えするなどして集めるのか？

日本とは違った条件下で何ができるのかを考えるのは、なかなか楽しい。

イオビエも大詰め。この夜、実は密やかな脱稿と相なった。彼に言った。「大きな仕事を始める時、かならず〝この仕事、永遠に終わらない〟って思うんだけど、いつか終わりがくるのな」彼はアハハと笑って「当たり前じゃん」と言った。

そうなのだ。始まりは、終わりの始まりだ。

脱稿後、先日小林さんがお土産にもってきてくれためんたいこという奇跡の素材を使って、不知火あおさとめんたいこの冷やかけうどんを作る。

フランス人がパートナーだと「一口ちょうだい！」って言われなくていいなとか、私の食べているうどんが、どれだけご馳走なのか、のんきに映画を観ている彼にはわからないのだろうななどと、どうでもいいことを考えながら、美味しすぎてうーうー唸りながら完食。

ピガに何度か「美味しい？」と聞かれた。

イオちゃん、キミの魂を格納したママは、パリで幸せに暮らしているよ。

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