猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 2月23日 00時27分
すこし正気に戻って、お向かいのスーパーへ行った。
ぴかぴかの白けた蛍光灯に照らされたとき、あゝ現世に戻ってきた…と目が覚めた。陳列されている棚の納豆を眺めて「納豆だ。」と呟くほどに。
思えば先代ピキを見送るときは、まだ元彼と暮らしていて、そのころも決して順風満帆ではなかったけれど、家の中に話せる人がいてくれるだけで、どれだけ救われていたのかと気がついた。
電話で彼が「コロナのせいで、こんな大変なときに傍にいてあげられないのがやるせない。」と言った。
自由なひとり身、仕事も家もある50歳、愛する猫たちと楽しく暮らしている。これは真実だけれど、自分より短命な命をひとりで預かる責任と、見送るときの底知れぬ重圧もまた、インスタには表れない現実だ。
まずは夕食をきちんと食べよう。
友達が「これ美味しいよ。」と置いていってくれた、台湾の混ぜ麺。イオのために作ったけど、結局食べてくれなかった茹で鶏に、コリアンダー、セロリ、茹でアスパラガス、生姜、実山椒のトッピング。ほんとだ、すごく美味しい。
胃袋も正気に戻った。
#猫沢飯 #東京下町時間
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2021/2/23