猫沢エミさんのインスタグラム写真 - (猫沢エミInstagram)「魂の対話ができる大切な友達がやってきた午後。  彼女のお父さまは精神科医で、私の敬愛するドイツの哲学家グラーゲスの著書を翻訳してしている方でもある。私は、お父さまの小さな弟子のようなもの。その方が「死とは扉をあけて、隣の部屋にひょいっと行くようなものだよ。」とおっしゃったのだという。あゝ…なるほどな。とても腑に落ちた。誰しもにいつか訪れる自然の摂理を嘆き哀しむことはない、ということなのだけど、感情が邪魔をする。愛するが故の苦しみからなかなか抜け出せない今の私もまた、人間らしいということかな。けれど、なんだかその言葉は正直で温かく、ちょっと心を楽にしてくれた。  編集者のタナベッチが私の心の安否を気遣って「大丈夫か⁈ 」と、ときどきメッセージをくれる。今の心境を「恐山を笑顔で徘徊している感じ。」と伝えた。こぇえよ🤣  まぁ、それはともかく、本当にたくさんの友達が私とイオを気遣って心を寄せてくださっている。言葉を扱う仕事をしている恩恵で、私はたまたま私と同じ立場の方よりも具体的に今考えていることをかたちにして伝えることで、みんなに優しくしてもらえるけど、本当はズルいよな…とも思う。言葉にしようがしまいが、苦しい思いに変わりはないはずだから。せめて、同じ立場の方々が、私の徒然なる日々の代弁になにがしかの救いを感じてくださったら幸いです。  苦しいよねぇ。哀しくて哀しくてとてもやりきれないよねぇ。  今日のランチは、またもや自家製ひっつみパスタに、昨夜仕込んだミートソース。いちごとほうれん草のバルサミコ風味のサラダ。   お土産はテオブロマのチョコレートケーキ。ここにもプリズムが✨昼間っから開けてやりましたのワインボトルの影が、モランディの静物画のようでした。  生きること、死ぬること。  答えはなかなか見つからない。  けれど、苦しい思いと同じだけ、幸福にも包まれている。 それだけは、確かなこと。  #東京下町時間 #イオの扁平上皮ガン日記」2月17日 22時08分 - necozawaemi

猫沢エミのインスタグラム(necozawaemi) - 2月17日 22時08分


魂の対話ができる大切な友達がやってきた午後。

彼女のお父さまは精神科医で、私の敬愛するドイツの哲学家グラーゲスの著書を翻訳してしている方でもある。私は、お父さまの小さな弟子のようなもの。その方が「死とは扉をあけて、隣の部屋にひょいっと行くようなものだよ。」とおっしゃったのだという。あゝ…なるほどな。とても腑に落ちた。誰しもにいつか訪れる自然の摂理を嘆き哀しむことはない、ということなのだけど、感情が邪魔をする。愛するが故の苦しみからなかなか抜け出せない今の私もまた、人間らしいということかな。けれど、なんだかその言葉は正直で温かく、ちょっと心を楽にしてくれた。

編集者のタナベッチが私の心の安否を気遣って「大丈夫か⁈ 」と、ときどきメッセージをくれる。今の心境を「恐山を笑顔で徘徊している感じ。」と伝えた。こぇえよ🤣

まぁ、それはともかく、本当にたくさんの友達が私とイオを気遣って心を寄せてくださっている。言葉を扱う仕事をしている恩恵で、私はたまたま私と同じ立場の方よりも具体的に今考えていることをかたちにして伝えることで、みんなに優しくしてもらえるけど、本当はズルいよな…とも思う。言葉にしようがしまいが、苦しい思いに変わりはないはずだから。せめて、同じ立場の方々が、私の徒然なる日々の代弁になにがしかの救いを感じてくださったら幸いです。

苦しいよねぇ。哀しくて哀しくてとてもやりきれないよねぇ。

今日のランチは、またもや自家製ひっつみパスタに、昨夜仕込んだミートソース。いちごとほうれん草のバルサミコ風味のサラダ。 

お土産はテオブロマのチョコレートケーキ。ここにもプリズムが✨昼間っから開けてやりましたのワインボトルの影が、モランディの静物画のようでした。

生きること、死ぬること。

答えはなかなか見つからない。

けれど、苦しい思いと同じだけ、幸福にも包まれている。
それだけは、確かなこと。

#東京下町時間 #イオの扁平上皮ガン日記


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2021/2/17

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